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行基菩薩さまとわらべ地蔵

4月の足音が聞こえてきそうな3月下旬のこと、久安時境内、当山開祖の行基菩薩さまとわらべ地蔵の周りに藪椿がぽとりぽとりと…花首から落ちていて、、、
なんて言ったらまるでホラー話がはじまるかのようですが、そんなことはちっともないのでご安心ください(笑)。

前に椿はそのままの姿でぽとんと落下するとお話ししたのを覚えているでしょうか?
ちょうど行基菩薩さまとわらべ地蔵のところに藪椿があって、とある日に見たところ、赤く可愛い藪椿が幾つもその周りに落ちていて華やかな光景だったのです。
すてきだな、なんだか、これはこれで神秘的だなと思って、ちょっと頭にピンときたことを調べてみたところ、何と実は椿の花というのは古来から神聖な存在として、魔よけ厄よけのパワーを持っているとして扱われていたとな…!

それを知ると、そのとき見た光景は、行基菩薩さまやわらべ地蔵たちが椿を用いて、久安寺や皆さまを災いから守るために祈りごとをしてくれていたのではと思えて、とても心強くなりました。

そんなパワーをいただきながら、28日には不動明王の御縁日、恒例の護摩祈祷を。
当山の不動明王さまは300年前の作、江戸時代、元禄期に当たります。

『ノウマクサマンダバザラダンセンダマカロシャダソワタヤウンタラタカンマン…』

3月も、久安寺に来てくださった皆々さまに心より感謝です!