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2021年10月26日風鐸、宝鐸10月半ばには文化財公開の日、下旬には不動護摩祈祷の日がありました。 |
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2021年10月10日
写経の会、写仏の会
月初めに開かれる真言禅の会につづき、久安寺の月例行事と言えば、写経の会、写仏の会でしょうか。その頃はシュウメイギクがちらほらと咲いていましたが、ご覧になりましたか?
今年はちょっと開花が早いような気がするな。そんなことを思って眺めるとともに、次回の今頃はきっとイチョウの紅葉が見頃に違いないなと、早くもわくわくしていたり。
さて、シュウメイギクと言えば、「秋、明、菊」と書くので、「涼しくなって少し寂しさを感じさせるような秋を明るく照らす花」とか、てっきりそんなような由来だと思い、ふむふむと勝手に「そうだろうな」と頷いていたのです。
しかし、どうやら正しくは「秋の季節に咲く、菊に似た花。かつ、明るい色の花」ということらしく。私は、そもそもキク科の花だろうと思い込んでいたので、シュウメイギクについてを、そうか......菊の一種ではなかったのかと、そっと心に受け止めました。
でも、皆さん知っていましたか?なんて、味方をつけようとしてはいけませんね(笑い)。
そして、この前少し蟲供養についてお話をしたことを覚えているでしょうか。
とある日のこと、久安寺の仏塔、宝珠にてカマキリさんが散歩をされているところを見つけたのです。
せめて、ここでは伸び伸び自由に過ごしてほしいと、そう思うばかりでした。2021年10月 8日
蟲供養を開催されていました。
10月前半のこと、箕面の西江寺に立ち寄り、「蟲供養(むし くよう)」を行いました。お茶席なども用意されていましたね。ありがとうございました。
さて、蟲供養とは......
昔々から、私たちが生きていくためには作物が必要で、その中で田畑を耕したり、きちんと実らせたりするためには、勝手ではありながらも、どうしても蟲を排除する必要がありました。そういった私たち都合で排除してしまった者たちへの供養をすることを言います。それが、ずっと今も続いて行われています。
聖天さま、大黒天さまに、「オンキリクギャクウンソワカ オンマカキャラヤソワカ」とおまいりを。
以前、地蔵盆のときは、お地蔵様の前で「オンカカカ ビサンマエイソワカ」でしたね。
皆さん、覚えていましたか?
ちなみに、聖天(しょうてん)さまとは、十一面観音で、私たちが心底困り果てていることや悩んでいること、救ってほしいことがあれば、そこを見抜き、助けてくれると言います。
また、大黒天様といえば、七福神であり、五穀豊穣などをつかさどると言われていますよ。2021年10月 5日
朝顔のように朝に咲いて夜には萎んでしまう一日花
やっとやっとの緊急事態宣言の解除。ということで、10月3日(日)には久しぶりに真言禅の会を開催できました。ありがたやありがたや。
ご参加いただいた方は、ぜひまた。そして、初めての方は、来月の第一日曜日の朝8時〜9時、久安寺にていかがでしょうか?ぜひ一緒に座ってみましょう!
また、この頃は、酔芙蓉(スイフヨウ)の花がちょこちょこと咲いていました。
何と、酔芙蓉の花というのは、朝方は白色なのに、昼や夕方にかけてだんだんとピンク色に変化していくのです。由来でもありますが、まるで、私たちがお酒を飲んで、心地よくなりながら、だんだんと頬が赤くなっていくかのように。
同じく『心』で例えてみても、1日の中で、私たちの心模様には変化があって、白やピンクや赤や、時には青もあるかもしれませんが、そんなように、同じ存在でありながらも24時間の中では色がグラデーションを帯びたり、違っていたりすると思うのです。
そう考えながら酔芙蓉を見上げると......「酔芙蓉は今どんな気持ちなのだろう」と、何だかそんなことを思ってしまいました(笑い)。
とても美しいのですが、不思議であり、面白い花でもある。そんな酔芙蓉です。
朝顔のように朝に咲いて夜には萎んでしまう一日花ですが、翌日にはまた別な花がぽわぽわと咲くので、長く楽しめます。2021年10月 4日
10月の予定
昨日、真言禅の会でした。ご参加の方に、感謝!
初めての方、また来月、第一日曜日、朝8時〜9時いかがでしょうか?
一緒に座ってみましょう。
10月8日金曜日14時〜15時 写経の会
10月10日日曜日14時〜15時半 写仏の会