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紅花常盤万作

3月から既に春は到来していたと思いますが、日めくりが進むとさらに春感が増して、本山入り口に咲く 美山躑躅を見ながら「冬を無事に越えたのだな...」なんて、しみじみと思ってしまった4月初旬のことでした。

この季節はさくら色の花が多く見えますが、よくよく見ると同系色でも雰囲気が違うんですよね。桜はどちらかと言うと可愛らしい感じ。美山躑躅はちょっと大人っぽさを感じるような。人もそうですが、似たように見えたとしてもひとつとして同じもの(花)はないのでしょうね。
ちなみに美山躑躅の花言葉は自制心です。穏やかな季節を迎えつつも、まだまだコロナ禍の中なわけで「欲望のままに動きすぎてはダメですよ」とメッセージを伝えているかのような、そんな諭してくれる部分も大人っぽい気がしません?

何だか花言葉って絶妙と言うか、その言葉を授けた人ってすごいですよね。
紅花常盤万作には「魔力」、シモクレンは「恩恵」だったりと。シモクレンと言えば木の上に咲く仏さまの花としても知られ、日々、数えきれないほどの恩恵をいただいていますね、我々は。
紅花常盤万作は独特の花びらと言うか、たしかに魔力を持っていてもおかしくない気が...なんて(笑い)。今まで気づいていませんでしたが、久安寺にはメッセージ性が高い花が多い?
ぜひ参拝に来たらいろいろと見つけてみてくださいね。

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