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桃色系千重咲きのツバキ

ツバキと言えば、私たちと一緒に寒い冬を耐えて、懸命に美しさを見せてくれる花ですが、品種によって四、五月ぐらいまで咲いてくれます。冬と言えば、真っ赤なツバキ。春は白ツバキや桃色ツバキでしょうか。久安寺でも、白や千重咲きの桃色ツバキ(別名:乙女椿)が見られますよ。しかし乙女椿には、一体どんな由来が込められているのでしょうね。綺麗で見惚れてしまうから、とかでしょうか(笑い)?
また、現代の春を代表する桜、カワヅザクラも蕾の開き具合は様々ですが、咲き始めました。その花言葉は純潔だとか。

前にも言ったとおり、江戸時代よりも遡ると、実は梅のほうがより春の代表というような捉え方をされていたという話もありますが...見れば見るほど、うーん、どっちも甲乙なんてつけられませんね。
昔からツバキも梅も桜も和歌などの季語に使われていたり、それぞれに魅力がありますからね。
ちなみに、今も昔も変わらず愛される品種ですが、ツバキは「おちる」、梅は「こぼれる」、桜は「ちる」と花の咲き終わりの表し方が、こんなふうに違うんですって。

3月半ばは、阿弥陀さまの縁日、そして月例の文化財公開がありましたが、ご参拝いただきありがとうございました。

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