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とんど火

1月中旬は小正月行事の「とんど火」がありました。
当日までは冬らしい空模様が続き、虚空園、仏塔、ジュラシックツリー、弁才天が雪化粧をしているかと思いきや、具足池なんて凍っていましたからね。岩の上に立っている弘法大師像を一瞬、氷像と見間違えましたよ(笑)。
そんなこともあり、空模様をちょっと心配していたのですが、当日は願いが叶ったのか青空の下でのとんど火、そして文化財公開も行えました。

とんど火と言えば、日本の各地によって、その呼ばれ方は様々あるようですが、注連縄や正月飾り、古いおふだ、御守り等の「燃えるもの」を焚き上げ、その炎によって大きく空に向かって伸びる煙が年神様を天に帰すのだと言われています。
今まで支えてくれたものに対し、私たちが感謝を込めて焚き上げることが供養となり、ものによく宿るといわれる付喪神たちを年神様が引き連れて行く。
何だか、そんな様子が思い浮かべられたりもしませんか?

まだコロナが終息しきらず、場所によってはお焚き上げの中止を余儀なくされたところもあるようですが...、そのような中でも無事に行うことができたのは、ありがたいことでした。

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