2021年1月29日蝋梅1月下旬は、尊鉢厄神・釈迦院さんの大般若経転読法要に出仕をしたり、初大師に出向いたり、不動護摩祈祷をしたりと身が引き締まる日々つづきでした。 |
-
New Blog最新ブログ
2021年1月16日
とんど火
1月中旬は小正月行事の「とんど火」がありました。
当日までは冬らしい空模様が続き、虚空園、仏塔、ジュラシックツリー、弁才天が雪化粧をしているかと思いきや、具足池なんて凍っていましたからね。岩の上に立っている弘法大師像を一瞬、氷像と見間違えましたよ(笑)。
そんなこともあり、空模様をちょっと心配していたのですが、当日は願いが叶ったのか青空の下でのとんど火、そして文化財公開も行えました。
とんど火と言えば、日本の各地によって、その呼ばれ方は様々あるようですが、注連縄や正月飾り、古いおふだ、御守り等の「燃えるもの」を焚き上げ、その炎によって大きく空に向かって伸びる煙が年神様を天に帰すのだと言われています。
今まで支えてくれたものに対し、私たちが感謝を込めて焚き上げることが供養となり、ものによく宿るといわれる付喪神たちを年神様が引き連れて行く。
何だか、そんな様子が思い浮かべられたりもしませんか?
まだコロナが終息しきらず、場所によってはお焚き上げの中止を余儀なくされたところもあるようですが...、そのような中でも無事に行うことができたのは、ありがたいことでした。2021年1月11日
写経
三が日の新年初護摩祈祷から始まり、令和3年、最初の写経の会、写仏の会を無事に開かせていただきました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。
月例行事なので、今年もたくさんの人に参加してもらえたら、うれしいです。特別に何かを準備したり、よしっ!と意気込んだりとか、気難しいことは全くないので気軽にいらしてくださいね。
写経は、もともとは仏教の修行のひとつで行っていたもので、その教えを心込めて書き写すことがよい行いとなって、やがて自身のもとに幸せをもたらしてくれると言われています。写仏は仏様のおすがたを描くことで、写経と同じ御利益が与えられるものです。
また、どちらとも自分の心と向き合うことにつながって自律神経が整うとか、リフレッシュにつながるなんてことも言われていますよ。
せわしい毎日の中では聞こえてこない心の声も、ちょっとだけ喧騒の中から抜けてみることで聞こえてくるかもしれません。
それが心を軽くすることにつながったり、ストレス発散でも何でも、久安寺が皆さんにとって心晴れる場所のつなぎ役になれたら、とても素敵なことですね。2021年1月 3日
開運の鐘
昨年の大晦日は、うっすら雪が一面に広がる寒い中、そしてコロナ禍とともに迎えることになりましたね...。
そんな中ではありましたが、変わらず久安寺に除夜の鐘を撞きにいらしてくれた皆さんに感謝です。
お正月というのは年神様がそれぞれの家にいらっしゃる日ということで、その前夜に当たる31日には年神様がもうすぐそばまで来ているんですね。なので、除夜の鐘を撞いて願いを唱えると「その願いが年神様の耳に届きやすい」と言われていたりもします。実は、新年に交わす「あけましておめでとうございます」という挨拶は、我が家にやって来た年神様に向けての祝詞(のりと)というものでもあったりするんですよ。
とはいえ、大晦日に鐘を撞ける人ばかりではありませんよね。
そんな方々は、次に久安寺に参拝に来たときには、ぜひ「開運の鐘」を撞いていってください。2撞きすると開運のご加護を受けられますので。
また、ご加護ということなら、四国八十八か所巡りと同じ御利益をいただける、お砂踏みの巡拝コースもおすすめです。一周すると大体40分くらいでしょうか?山上では弘法大師像が待ってくれているので、お会いになったら手を合わせてみてくださいね。2021年1月 1日
あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
佳き一年になりますようお祈り申し上げます。
【1月の行事】
10日14時〜15時半 写仏の会
15日10時〜随時 とんど火
15日14時〜15時 文化財公開の日
21日14時〜15時 初大師
28日14時〜15時 不動護摩祈祷の日