2020年11月27日散りもみじシーズン11月下旬は、散りもみじシーズンへと進んでいきました。紅葉の見頃もいいですが、散ったもみじが地面に広がったり、水辺に散り広がったりという光景も甲乙つけがたい美しさですね。 |
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2020年11月16日
大般若経転読法要、不動護摩供、文化財公開
11月の半ばは、大般若経転読法要、不動護摩供、文化財公開を行いました。いつもであれば「もみじまつり」も開催していたのですが、今年はコロナの影響で断念。好天に恵まれた良い日だったのですが、「来年は、また開催できますように」としっかり祈っておきました。
また、大般若経転読法要をぱらぱらと転読していくことで起こる「般若の風」には、無病息災や祈願成就といった力があると言われていますよ。ですので、浴びてください......と言うのはちょっとおかしいですが(笑)機会があったときには、ぜひ参加してみてくださいね。
そして、ちょっと感動した出来事もありました。
久安寺にお越しいただいた方々の中に、紅葉風景をムービーに収めてくださった方がいまして、何とツイッターに上げてくれていたんですね。もう本当に、とても素敵に作っていただいて、感謝です。
紅葉というのは、昔から愛されていた景色で、晴天の下にあるモミジも、雨に濡れたモミジも風流を感じさせるものです。
久安寺とゆかりのある豊臣秀吉公もこのシーズンを楽しみにしていた一人だと聞きます。
来年は、今年の分も込めて、盛大なもみじまつりを開けたらうれしいですね。2020年11月13日
紅葉見物
「色づきは、まだ50%ぐらいかな」と思っていた久安寺のもみじも、11月半ばに近づいていくにつれて、青もみじから赤もみじまでのグラデーションが、より綺麗になっていきました。秋の彩りは、毎日目で追っていても飽きないものですね。イチョウも黄色というのか、金色というのか、秋の木々には「煌(きら)びやか」という表現が似合っている気がします。凛としていて、本当に美しくて......。
毎年、この景色を楽しみにしてくれている皆さんがカメラを持って紅葉見物に来てくれます。
国指定重要文化財の室町初期建立の楼門そばに立つイチョウや、開運の鐘のある鐘堂から見た景色がおすすめです。開運の鐘は、ご自由にお撞きいただいていいんですよ?鐘をついた自分だけでなく、その音を聞いた人にも幸せが舞い込むものと思って、ぜひ、幸せのおすそ分けを鳴らしてみてくださいね。
このような時世ですが、秋晴れとともに七五三や祝・成人の撮影・祈願を行えたこと、そして皆さんの笑顔を見られたことが何よりの幸せでした。2020年11月 9日
秋にも楽しめる桜
桜が咲く季節と言えば春ですが、秋にも楽しめる桜があることはご存知でしょうか。
久安寺にも11月に会える桜があり、仏塔前にぽわぽわと、あまり花の数は多くないのですが、2本のジュウガツザクラがかわいい花をつけてくれるんです。
月例行事の真言禅の会や文化財の特別公開日辺りは見頃だったかなと思いますが、皆さん、ご覧いただけましたか?
また、この時期は古くからの言葉では七十二候の三茶始開(つばきはなひらく)と表すのですが、その対象に当たる山茶花(さざんか)は、今年は7日頃に咲きました。
「あれ、椿と言っているのに、何で山茶花が?」と思わるかもしれませんが、実は山茶花もツバキ科の花なのですね。見た目もよく似ているのですが、椿は花のまま、ぽとんと落ちるのに対して、山茶花はひらひらと花びらが散っていく違いがありますよ。
花言葉は、色によって赤(謙譲)、白(愛嬌)だったり、久安寺のピンクは永遠の愛だったりと様々あるのですが、共通のものとして「厳しさをともに乗り越える」というような言葉もあります。何だか「これから先は冬が来て寒くなるけれど、私と一緒に耐えましょうね」という励ましにも感じたり?
山茶花は冬の間も咲いているので、ぜひ元気をもらってくださいね。
そして、月初めの真言禅の会をはじめ、初旬の月例行事や毎年恒例の文化財の特別公開にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。2020年11月 1日
11月の予定
仏塔前にジュウガツザクラが2本、花の数は少なく地味ですが、咲いています。
花が少ないこの時期、嬉しいものです。
ジュウガツザクラ
十月桜
October cherry blossoms
* バラ目バラ科サクラ属
* 開花時期:4月上旬、10月〜2月
* 原産 自然交雑種の園芸品種
* 狂い咲きではない状態で、年に2度開花する。
* 豆桜(マメザクラ)と小彼岸桜(コヒガンザクラ)との交配
* ジュウガツザクラは八重咲き
* 注.シキザクラは一重咲き(豆桜と江戸彼岸との交配)
* 花言葉:神秘的な心