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雪中四友

2月の月例行事として、8日に「写経の会」、10日に「写仏の会」、そして15日には「文化財公開」がありました。ご参加いただき、本当にありがとうございました。
その頃には蝋梅・白梅・赤梅のように、春よりも一足早くに咲く花、山茶花(サザンカ)の姿も本堂の周りで見られるようになりました。本堂から廻廊を通り、三十三所堂へ入れば、西国33観音霊場のおすがたをおまつりしています。歩くときには 「み仏の声を聞き 合掌の心」を観じましょう。

さて、春より前に咲く花というのに関連する言葉の中に、「雪中四友(せっちゅうの しゆう)」というのがあることはご存じでしょうか。
冬の雪降る季節に咲く花の中から4種、蝋梅・山茶花・水仙・玉梅というのがそれにあたり、普段は筆や文字をたしなむ文人たちが、趣味として画を描くときの題材にと、昔から定着している花々です。当山でも文人たちが好む景色を味わえることができますので、ぜひ風流を感じてみてください。

そして、少し前になりますが、1月28日の朝日新聞・夕刊のテレビ欄の下にトラベル日本さんが「関西花の寺二十五カ所霊場」の広告を掲載してくださっていました。久安寺は第12番となっています。ツアーに参加されますと、境内の案内や説法をさせていただくので、気軽にご参加ご参拝くださいね。

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