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久安寺ブログ

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もみじやイチョウの落葉する姿

12月初旬、暦の上では「初冬の候」と表す頃になれば、久安寺の参堂に散りもみじやイチョウの落葉する姿が目立ち始めてまいりました。
少し前のこと、参拝と滝行に東京の高尾山へ大阪自治布教団のメンバーと向かわせていただいたのですが、その頃はまだ紅葉が大変美しく広がっていたものでして、移ろいゆく時の早さというのを改めて感じたものにございました。

その日は薬王院さまへ護摩の時間に参拝をして、心身を浄めさせていただいたのでございます。護摩というのは様々な苦しみの根源となる「煩悩」を焼いて浄(きよ)めていただく行いであり、それによって心の迷いがほどけると言われるものです。煩悩というのは、「心を悩み、煩(わずら)わせる」もの。また、病気として身を悩ませる「患い」という言葉もございますね。区別して使われるものの、決して無関係ではございません。私たちの身体は心と体をひとつとして成り立っており、表裏一体ともいえます。くれぐれも体と心の両方を自愛していきたいものですね。

さて、「心を浄める」という行いは護摩のみならず、瞑想することもそのひとつにございます。久安寺では「瞑想と朝粥の会」といった月例行事をもうけておりますので、ぜひお気軽にご参加くださいますと幸いです。今月1日に開きました瞑想の会にご参加くださった皆さま、歴史研究をされている団体さま、池田市観光課ツアーの方々、久安寺へ足を運んでくさいましたことに、この場を借りて心より感謝を申し上げます。

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