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花言葉「賢者」

7月中旬のこと、当山にホットヨガlavaさまがヨガレッスンをされに参りました。合わせて、写経と月輪観(がちりんかん)のご体験を。月輪観とは、まん丸なお月様が描かれた掛け軸を前に行われる瞑想の一つであります。夏が過ぎるまでは、日に日に太陽の日差しが強くなり、蒸し暑い毎日が今も続いていますが、そういった中でも良い時間、リフレッシュの時間をお過ごしいただけたのなら幸いです。

さて、この前少しお話をしたオオカナダモの花もそうですが、夏なのに外で元気に咲く植物って、たくましいというか、強いなと本当に思います。ほかにも、久安寺に自然と咲く鬼百合もまた、陽気という言葉を持っている花で、それにふさわしく元気いっぱいに咲いていて。鬼百合は、種を作らず養分のかたまりのムガコで繁殖をするということで、もう一つの花言葉「賢者」に対しても、「まさに」と頷かせてくれます。

また、鬼百合は何だかほかの百合と違って、ちょっと独特な印象を受けるのは私だけでしょうか?
去年も例えば「クラゲみたいでは!?」なんて、そんなようなことを口にしていた気もしますが(笑い)、今年はちょっと風鈴のような印象を受けていたり。
花弁が上にくるんと巻いていて、下におしべがゆらゆらと見えて、暑い夏の中でこれが「リリーン」となったのなら、涼を感じられそうだなとちょっと思ったのでした。