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2023年7月24日カエルのたそがれ7月も下旬にさしかかった、とある夜のこと、私……見てしまったのです。 |
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2023年7月17日
花言葉「賢者」
7月中旬のこと、当山にホットヨガlavaさまがヨガレッスンをされに参りました。合わせて、写経と月輪観(がちりんかん)のご体験を。月輪観とは、まん丸なお月様が描かれた掛け軸を前に行われる瞑想の一つであります。夏が過ぎるまでは、日に日に太陽の日差しが強くなり、蒸し暑い毎日が今も続いていますが、そういった中でも良い時間、リフレッシュの時間をお過ごしいただけたのなら幸いです。
さて、この前少しお話をしたオオカナダモの花もそうですが、夏なのに外で元気に咲く植物って、たくましいというか、強いなと本当に思います。ほかにも、久安寺に自然と咲く鬼百合もまた、陽気という言葉を持っている花で、それにふさわしく元気いっぱいに咲いていて。鬼百合は、種を作らず養分のかたまりのムガコで繁殖をするということで、もう一つの花言葉「賢者」に対しても、「まさに」と頷かせてくれます。
また、鬼百合は何だかほかの百合と違って、ちょっと独特な印象を受けるのは私だけでしょうか?去年も例えば「クラゲみたいでは!?」なんて、そんなようなことを口にしていた気もしますが(笑い)、今年はちょっと風鈴のような印象を受けていたり。花弁が上にくるんと巻いていて、下におしべがゆらゆらと見えて、暑い夏の中でこれが「リリーン」となったのなら、涼を感じられそうだなとちょっと思ったのでした。2023年7月10日
あじさいの終わりと蓮の始まり
7月は、「あじさいの終わりと蓮の始まり」だと、そんなふうに思ったり。今年は去年よりも10日ぐらい遅かったような気もするのですが、具足池からあじさいが旅立つと、朱雀池に待望の蓮の蕾を一つ見つけました。大きな葉が目立つ中に、一つちょこんと見えて可愛らしいのですが、私、なぜか自然と手を合わせてしまっていました。やっぱり蓮と言えば、お釈迦さまが浮かんでしまいますからね。
そして、その頃は久安寺にオオカナダモの白い花がたくさん咲いてもいました。白いというか……透明っぽい小花が可愛くも神秘的でもあります。花言葉は「旺盛」ですって。その字を辞書で引いてみると、元気、活力が満ち満ちている、つまりエネルギッシュだと。7月になると、もう随分と暑く、私たちのエネルギーは汗となって夏に全て奪われてしまいそうですから、その活気ぜひともあやかりたいものですね。
また、7月も変わらず真言禅の会、写経の会、写仏の会を開きましたが、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。8月はこれら定例の会が全てありませんが、また9月だったり、その次だったりでお会いできることを楽しみにしております。いつも言っておりますが、何度目の方も、初めての方も大歓迎でございます。予約は不要ですから、まずは一度、そして二度、三度と、ちょっと欲張ってしまいましたが(笑い)、どうぞ気軽にご体験ください。2023年7月 2日
和気あいあい
7月初旬、今年の「あじさいうかべ」が終わりを迎えました。久安寺に咲くあじさいが満開を迎えた頃、1株ずつ摘み取り、それらを具足池に浮かべていきます。6月15日から7月2日の期間には、たくさんの方々に見に来ていただきましたね。あじさいの花言葉の一つ「和気あいあい」が、具足池を囲む賑やかな皆さまの光景とよく重なっておりました。
また、最終日には、大阪大学環境サークルGECS(ゲックス)さんのハーバリウムの販売もございました。世界に一つだけのハーバリウムだったり、あじさい切り絵御朱印だったり、あじさいそのものだったり、皆さまの心に残るひとときのきっかけとなっていたら、とてもうれしいです。
そう言えば、あじさいというのは土壌によっては、青色しか咲かなかったり、赤色しか咲かなかったりもするのだとか。「うちのアジサイは、どうやっても青になるんだ」なんて話を聞いたことがありまして、「え?なんだその魔法みたいな話は!」なんて思ったのですが(笑い)、アントシアニンが関係して酸性だと青、アルカリ性だと赤になると。それで、その影響を受けないのが白いあじさいなのだとか。
そんな少し余談を挟みましたが、今年も色とりどりの美しい姿を見せてくれたアジサイたち、そして足を運んでくださった皆さまに感謝です。2023年7月 1日
7月の予定
待望の、蓮の蕾1つ。朱雀池。ことしは10日遅いです。沢山、咲いてくれることを祈ります。
7月8日14時〜15時 写経の会
7月10日14時〜15時半 写仏の会
7月15日14時〜15時 文化財公開
7月28日14時〜15時 不動護摩祈祷