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純絶滅危惧種"モリアオガエル"

毎年5月頃になると、久安寺の池にてモリアオガエルの卵塊の姿が見え始めるのですが、今年も無事にその様子をうかがえました。ちょうど文化財公開の日に発見したような記憶が。
モリアオガエルは大阪府の純絶滅危惧種に指定されていますから、大事に大事に育てていきたいですね。なんて、まるで親にでもなったかのような気持ちで見守ってしまいます。
雌が泡の中に産卵し、雄が集まってきて受精を済ませた後、約10日後に孵化をする。そしてオタマジャクシの子が雨を待ち、泡とともに池に落下を。

さて、そんなモリアオガエルでありますが、卵塊を見つけた翌朝のこと、屋外にある電力盤を開けたら何と中にモリアオガエルがおられまして。
思わず「ん!?」と。久安寺とも縁のある豊臣秀吉公が、一夜にして城を築いたとされる墨俣一夜城の話の如く、あの卵塊から一夜にして立派に成長されたのかと目を疑ってしまった私です(笑い)。

朱雀池には睡蓮が咲き始め、「ああ、7月になるとここにハスが咲くのだな」と待ち遠しく思いながら、あの子たちが無事にすくすくと育ちますようにと願うばかり。
そして、いつか聞いてみたいですね。「モリアオガエルさん、久安寺の居心地はどうですか?」と。