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久安寺ブログ

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冬の中に咲く山茶花の姿

1月8日、今年最初の月例体験、写経の会が行われ、10日には写仏の会を無事に開きました。毎年毎年、世の中の移り変わりの早さを感じるというのか、変化が激しかったりもするので、一つ一つの会であるとか、一日一日を大切にしていかなくてはいけないなと思うばかりです。

写経は、お釈迦さまの教え「経典」をなぞって書き写すものであり、写仏は仏さまのお姿をなぞって描き写すものとなります。日々の喧騒の中ではなかなか無心になることは難しいですが、ついつ頭に思い浮かべてしまうことやいろいろなことを取り払い、お釈迦さまの教えや仏さまのお姿と向き合うことで、自然と精神が調うと言われています。
毎月上旬に開いておりますから、初めての方も気兼ねなくお出でください。もちろん何度目の方も。皆さまを心よりお待ちしています。

さて、花の寺・久安寺ですが、この頃は山茶花がとてもきれいに咲いていました。花は鮮やか、葉はギザギザ。花言葉は「あなたが最も美しい」ですが、確かに、花の姿が少ない冬の中に咲く山茶花の姿はとても目を引き、存在感を放っていました。
よく似ている椿の花がありますが、去り際に花首からぽとりと落ちる椿と違い、花びらがはらはらと散って行くのが山茶花です。花の開きも、椿より山茶花のほうが開きが大きいような。

まだまだ冬は続きますが、春が来るまでに咲き誇る主役たちを見に、ぜひ久安寺へとお越しくださいませ。