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久安寺ブログ

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ヒガンバナ

9月の下旬、20日から26日には秋彼岸がございました。春の7日間と秋の7日間とを合わせて、お彼岸は年に2回やってきます。そんな秋彼岸の頃、久安寺には白と赤の曼珠沙華が咲き、美しくも神秘的でありました。どちらも別名はヒガンバナ。
曼珠沙華は、仏さまがおられる天上界に咲き広がっているとか。その天上の花々を私たちのもとに舞い降らせてくれる。それは「めでたい兆し」なのだと。

また、お彼岸と言えば、ご先祖さまが住む彼岸と私たちの住む此岸が近づくときであり、六波羅蜜(布施、持戒、 忍辱、 精進、禅定、智慧)を励むときとなります。
御影供、彼岸会、大師報恩日、また愛犬納骨塔等々がございました。当山では、納骨された愛犬の回向をお彼岸とお盆におこなっています。「家族の一員だったね ありがとう」と皆で。

そして、このたび久安寺仏塔前に秋の七草のひとつ藤袴を奉納いただきました。藤袴は旅する蝶であるアサギマダラに好まれているそうな。アサギマダラは、なんと台湾や東南アジアから日本までフワリフワリと飛来してこられるそうで。お釈迦さまのそばをアサギマダラが舞っていたら、とても素敵でしょうね。

皆さま、9月も久安寺にお越しいただき誠にありがとうございました。