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秋きのこたち

9月初旬、少し前まではジリジリとした夏の暑さを感じていたはずが、8月も僅かになった頃から、だんだんと夏の終わりとともに秋めいた空気を感じ始めました。久安寺の参道にも、秋きのこたちが可愛くひょこひょこと顔を見せ始めていたり。
きのこと言っても、あの大きなオニフスベではありませんよ(笑い)?

さて、そんなきのこに絡みまして、こんな小話を一つ。
仏の道を修行する際に僧が口にする肉や魚を使わない精進料理、その一つにきのこがありますが、皆さま「しゃかしめじ」という名前のものがあるのは知っているでしょうか。
「しゃか」と聞くと、おや?もしかしてと思った方もいるかもしれませんが、そのとおり、お釈迦さまから連想され、つけられた呼び名です。
その姿が、お釈迦様の螺髪(らはつ)を思い浮かべさせることから由来になったとか。久安寺のお堂の中にも、涅槃像がありますが、きっと人々の心の中にいつも自然といてくれるからこそ、そういった連想につながるのかなと…。

また、きのこの中には、なんと花言葉を持つものがあるんですって。エリンギは、宇宙だとか。
しゃかしめじには、まだつけられていないようなので、しばしお釈迦さまを思い浮かべ、「寄り添い」や「救い」なんてのはどうだろうかと考えてみたり。

皆さまなら、どのような花言葉をつけられるでしょうか?