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久安寺ブログ

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2021年12月31日

寅年の吉祥宝来


冬の一大イベントの日が過ぎてしまえば、2021年も片手で数えるのが足りるくらいに僅かとなりました。
鏡餅をお供えして、「もぉ〜い〜くつね〜るとぉ〜 おしょおが〜つ〜」と密かに頭の中で歌いつつ(笑い)、寅年の吉祥宝来の準備をしたり、寅年の福矢・寅年の絵馬4種・合格祈願絵馬3種・寅年の土鈴を本尊千手観音さまの御前で加持をしたりと、お正月を迎える手はずをせっせと整え、整え。
ちなみに、吉祥飾紙は、仏間・床の間・玄関などに一年中お飾りするもので、古来より家運を隆昌させ、魔を除き福を招く〆飾りとして慶ばれています。飾るときには、「家内安全と無病息災、良き年でありますように」と祈念をしますよ。
年末は、ますます冷え込みが増して、参道の水手鉢にも分厚い氷が張っていました。そこに落ちた椿をそっと2つ並べては...夏の風物詩をちょっと思い出したり。
次の夏も、また久安寺のあじさいうかべを皆さんとともに楽しみたいですね。
春も秋も冬も、いろいろな季節の花々とともに皆さんをお待ちしています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2021年12月22日

寺報「久安寺だより」


一日一日とさらに過ぎ、2021年の丑年も残り数週間となった頃のこと、久安寺の1年をちょっと振り返ってみたりしていました。今年は、寺報「久安寺だより」を第15号と第16号と2冊発行しましたね。「来年は3回発行できればなぁ」と密かに思っています。
寺報は関係の方々には送付しているのですが、残りを拝観受付と仏塔内に置いていますから、ぜひぜひ皆さんご自由にお持ち帰りくださいね。
そして、振り返っていて頭に思い浮かんだのが、「そう言えば、今年は...」と、カタツムリさんやカエルさんや、アオサギやキツネや、「そうだ、サワガニさんも来てくれたな」と、久安寺の参道でお会いした愉快な皆さんの姿でした。
2022年もまた来てくれるでしょうか。新たな出会いもあるでしょうか。
とはいえ、寅さんが来られたらどうしましょう...なんて(笑い)。
さて、冗談はおいておき、その頃は檀信徒総代さん達がしめ縄を作ってくれました。
年末恒例。村の風習。神仏習合。形とかお寺とかいろいろとありますが、とやかく難しいことを言わず、なによりも手作りが嬉しいのですよ。
何においても、その心・気持ちに勝るものはありません。


2021年12月18日

精神美


12月中旬は、久安寺からの景色にうっすらと雪が広がって見えました。石灯籠や山茶花の蕾にも雪がふんわりと乗っていましたよ。山茶花の蕾は、赤くて可憐なのですが、ふわっとかかっている雪が、何だか粉砂糖のように見えてきてしまった途端...おいしそうに思えてしまったり(笑い)。
山茶花の花言葉には、「ひたむきさ。困難に負けず」というようなものがあったでしょうか。
これからしばらくは、春を迎えるまで寒い時期が続きます。そして、時に冬の寒さは人の心にかげりをもたらすこともあります。そんなときには、ぜひ山茶花に会いに来てみてください。
「一緒に乗り越えようよ」と肩を組んでくれるような、前向きになれるような、そんな気持ちにさせてくれますよ。
さて、そんな冬らしさ広がるこの時期ですが、シキザクラもひたむきに、ちょこっと咲いていますね。
仏塔前に2本と地味かもしれませんが、嬉しいものです。狂い咲きではない状態で、年に2度開花。豆桜と江戸彼岸との交雑種になります。
花言葉は「精神美」ですって。
美しい精神には人それぞれ捉え方があると思いますが、人に自然と手を差し伸べるような人もその一つに当たるでしょうか。
でも、そのためには何より自分の「心=精神」が「健康=美」でなくちゃ、よそに気を配ることは難しい...。
となると、まずは自分を労ることが根本になるのかもしれませんね。
皆さんは、「精神美」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?


2021年12月 6日

来る12月


1年が経つのは、本当にあっという間ですね。昨年からのコロナ禍で、今年も長く耐え忍んだわけですが、12月が来ると「1年経つのは早いな」と思ってしまいます。というか、毎年そう思ってしまうのが「人の習わし」でしょうか?
さて、そんな師走のはじめでしたが、まだ紅葉が丸っきり過ぎたわけではなく、5割ほどの葉が散ったような、久安寺から見える景色はそんな感じでした。
大阪歯科保険医新聞さんが「紅葉の隠れた名所」として掲載してくれていて嬉しかったですね。感謝です。
また、月例行事も無事に開くことができ、上旬には真言禅の会、写経の会、写仏の会を行いました。ご体験やご参拝いただいた方々ありがとうございました。
次に開くときは、もう新しい年になっているのですね。
いつもどおり、一つずつ月が過ぎているだけなのに、12月から1月に変わるときだけは特別なものですよね。そわそわするような、ワクワクするような...
また皆さんの元気なお顔を見ることを楽しみにしています。
そして、久安寺へ参拝や体験の場に「はじめまして」とやって来られるあなたのことを心よりお待ちしております。


2021年12月 1日

12月予定


師走ですね。
5割ほどの葉が散りました。
大阪歯科保険医新聞に掲載。感謝です。
12月もどうぞご体験、ご参拝ください。
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28日14時〜 不動護摩祈祷の日
31日23時45分 除夜の鐘