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久安寺ブログ

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紅葉、色づき始め。銀杏、紅葉し始め

11月初旬は、真言禅の会、写経の会、写仏の会、そして、文化の日には特別文化財公開もございました。参加いただいた皆さんに感謝です。その頃の久安寺は、「紅葉、色づき始め。銀杏、紅葉し始め」という感じだったでしょうか。満開の秋景色もいいですが、朱色だったり、黄色だったりが少し見えるくらいも綺麗ですよね。

また、秋を感じるといえば、視界だけでなく、香りもでしょうか。
ふわりとキンモクセイの香りがしてくると、「秋だなあ」と、べたなセリフを思い浮かべてしまいます(笑い)。
キンモクセイは、橙色の小さな花が集まっているような見た目で可愛らしいですね。こういう花を見ると思うのですが、例えば椿や牡丹のように、一つの花がどーんと大きく見えるのも良いですが、小さい花たちが密集しているような咲き方って、何だか花束のように見えて素敵だなと...。

そして、そういう見え方というのは、少し人にも重ねられるように思いました。
人は、目に見える才能・特技のような大きな輝きを持つ人をどうしても羨ましく見てしまいますが、一見人並みに見えても、実はいろいろなことが丁寧にできるとか、努力を惜しまないとか、そういったことを「普通だよ」と言って当たり前にする人も、前者と同じくらいに魅力的だなと。

花も人も、一瞬で目に映るものだけでは魅力の大小は測れないものだと思いませんか?

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