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お彼岸

9月下旬にはお彼岸がありました。この日々は、此の岸から「彼の岸」に到る徳目について考えます。
1.布施(自分のためではなく人のためにと考え、動く)
2.持戒(欲にかられずにモラルを守る)
3.忍辱(嫌な現実や自分の欠点から目を背けたり、憤ったりせずに素直に受け止め耐える)
4.精進(努力を惜しまずに注ぐ)
5.禅定(冷静かつ平常心を持ち、自分を顧みる)
6.智慧(きちんとした物差しを持って、判断を誤らない)
これら六波羅蜜行と自分の平素の日常を見直したら、あとは実行するのみ!です。

春と秋の年に2回ある彼岸も、秋を過ぎればまた来年。久安寺の仏塔に建つ普賢菩薩像、その周りには「また会う日を楽しみに」という花言葉を持つ白花曼珠沙華(彼岸花)が咲き広がっている。何だか、今年の彼岸の終わりを告げているかのようですね。まるで、彼岸と此岸の間を取り持つ役目を担っているかのような......。

では、締めくくりにこんな言葉を。
「佛は忍辱の鎧 精進の甲をもって持戒の馬に乗り 定の弓 恵の箭をもって 外には魔王の軍を摧き 内には煩悩の賊を滅す 故に佛と称するなり」  『大日経開題』弘法大師

彼岸会をはじめ、不動護摩祈祷など、9月も久安寺にお越しいただいた皆さまありがとうございました。

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