![]() |
2021年9月25日お彼岸![]() 9月下旬にはお彼岸がありました。この日々は、此の岸から「彼の岸」に到る徳目について考えます。 |
---|
-
New Blog最新ブログ
2021年9月20日
天界に咲き広がっている花ヒガンバナ
9月半ばには文化財公開がありました。残念ながら、まだ全ての月例行事を行うことはできませんが、そんな中でも無事に開催できた行事や参拝にと、久安寺に来てくださる皆さまにいつも感謝です。ちょうど彼岸花が美しく咲く頃でしたが、ご覧いただけましたか?
彼岸花といえば赤色のものを多く見かけると思いますが、久安寺では赤と白の2種類が咲きますよ。蕾だけを見ると、ちょっとユリの蕾のようにも見えるのですが、いざ咲くと唯一無二な姿に感動させられます。別名では曼珠沙華(マンジュシャゲ)と呼ばれ、私たちが生きる世界のはるか上の「天界」に咲き広がっている花として扱われていますよ。
秋の彼岸に咲くことからヒガンバナと呼ばれ、そして、寺やお墓のそばに咲くのが多いことからは、何だか怖い花のように捉えられもします。ですが、天界に咲く花と思えば、むしろ幸福を象徴する花のような気もしてきませんか?
もしくは、例えば私たちの心に幸せが満ちるように、赤色には「心にある情熱が、この赤い彼岸花のようにさらに強く燃える」だったり、白色には「自分を顧みて正せば、この清くまっさらな彼岸花のような美しい心になれる」だったり、何か天界から私たちに向けられたパワーやメッセージが込められているとか。
此岸と彼岸が近づくときに咲くこの花には、何らかのか不思議なものが宿っているのかもしれませんよ?2021年9月13日
隠された心"藪蘭"
いきなりですが、前にちょっとだけ触れたヤマガラのことを覚えているでしょうか。ヤマガラは秋の渡り鳥の一種として知られていますが、皆さんにとって秋の風物詩といえば、何が浮かびますか?
秋は栗も柿もおいしいし、花も彼岸花などありますが、私はきのこも捨てがたいなと、きのこ達を目の前にして思ったのです。もちろん他の季節にもきのこ達はいる。でも、やっぱりきのこからは秋の雰囲気を感じてなりません。自画自賛になってしまいますが、幾つか撮った写真を見ていたら、なかなか出来栄えが良いな。寺キノコ図鑑でも作れそうだと。何より、とてもおいしそうに撮れたじゃないかと。
あれ?改めて考えると、もしかして食欲の秋のせいで、きのこがより際立って見えているのかもしれない......。ちょっとだけ、そんな気もしてきたのは内緒です(笑い)。
さて、9月も写経の会、写仏の会を無事に行いました。参加いただきありがとうございました。写経は経典を書き写し、写仏は仏さまの姿を描き写します。何も気負うことはないので、初めての方も、開催時にはぜひ気軽にご参加ください。
また、この頃は参道に生える藪蘭が綺麗でしたね。花言葉は隠された心。六波羅蜜の一つ、「忍辱波羅蜜」と重なるような......。2021年9月 6日
散歩日和
9月初旬、「今月は無事に開けたらいいな」と思っていたのですが、緊急事態宣言が続いていたため、真言禅の会は中止となりました。コロナウイルス、なかなかに手ごわいです。ちょっと落ち着いてきて、このまま終息するのかなと思いきや、またぐーんと威力を強めてくる。その繰り返しだな......。そんなことを考えながら、とある日の朝、虚空園から景色を眺めていたのです。ジュラシックツリーと灯籠の前にはバン字池、そして、その奥に本堂が見えますよ。
そのまま少し風に当たっていたのですが、不思議ですね。最初はもやもやとした気持ちがあったものが、だんだんと無心になっている。何だか少し頭の中がスーッと軽くなった気がしたのです。ただ、ぼーっと風景を見ていただけですが、瞑想につながっていたのでしょうか?どうやら、気づいたら「一人真言禅の会」を開催していたのかもしれません(笑い)。
ちょっと外の風に当たってこようか。ちょっと自然を見に行こうか。夏場は暑過ぎて、あまりそんな気持ちにもならなかったですよね。でも、これからの季節は涼しくて散歩日和なのではないでしょうか。久安寺の参道にも秋の風物詩の榧の実の落下がはじまり、その実をぱくりと食べたヤマガラの形跡もありましたよ。
ぜひ、秋は久安寺で「心の気晴らしさんぽ」や「瞑想さんぽ」を楽しんでみてはいかがですか。2021年9月 1日
9月の予定
今度の日曜日の真言禅の会は緊急事態宣言中の為、中止といたします。
+
5日の真言禅の会は中止です。
<月例行事>
9月8日14時 写経の会
9月10日14日 写仏の会
9月15日14時 文化財公開の日
9月28日14時 不動護摩祈祷の日
------
9月21日14時 御影供
9月23日11時 彼岸会