ロータス効果
7月は、写経の会や写仏の会に加えて、真言禅の会もひっそりと開きました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。真言禅の会は、1月と8月を除いた第1日曜日の朝8時から9時に行っています。初めての方も大歓迎なので、都合のよいときにぜひご体験ください。
さて、あじさいうかべも終わり、そして睡蓮も見頃を過ぎれば、次の主役は蓮に移っていきますが、皆さん、ロータス効果というものはご存じでしょうか。
蓮の大きな葉の上で、水をぷっくら丸く弾いているような現象を見たことありませんか?何というか、透明なおはじきが乗っているような(笑い)。
それがロータス効果というらしいのですが、どうやら蓮の葉って、絶対に濡れないんですって。自浄作用が働いて、吸収せずに弾いて流し落としてしまうのだとか。
蓮のことわざに「泥中の蓮」というものがあって、それは「泥の中で生まれても、清く美しく育つ」というような意味で蓮の生きざまと重ねられているのですが、いざ改めて目にすると...神秘的というのか、仏様の花と呼ばれるだけあって、思わず拝みたくなる感覚を味わいました。
すごいですよね。絶対に汚れない。
しっかりと自分を持ち、悪い影響にも惑わされずに、真っすぐと育つ。
まるで、私たちにその姿から生き方を教えてくれているような気がしませんか?