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久安寺ブログ

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毎日3輪くらいの数で咲く朱雀池の蓮

8月が近づくにつれて、今年も蓮が開花を迎えました。蕾の数を、今日は幾つになっているかなと数えていて、最初は1つ、2つだったものが9つに増えたときもうれしかったのですが、やっぱり開花すると、より一層うれしくなりますね。

蓮は、「1.未敷蓮華 みぶれんげ(蓮の蕾)」、「2.初割蓮華 しょかつれんげ(綻び始めた蓮の花)」、「3.開敷蓮華 かいふれんげ(満開の蓮の花)」として、3回開閉した後に、4回目が開いたら、そのまま散りゆきます。3回目は、大分閉じが弱くなりますね。お盆過ぎまで次々に咲いてくれると思います。

弘法大師『般若心経秘鍵』には「蓮(はちす)を観じて自浄(じじょう)を知り 菓(このみ)を見て心徳を覚る」という言葉があります。ぜひ、久安寺に蓮を見に来たときには、目で美しさを見て、心に、蓮は泥の中で根を生やすこと、そこから真っすぐな茎を伸ばして奇麗な花を咲かせること、葉は汚れた水を吸収せずに弾き流してしまうこと、そんなふうに人は誰もが蓮のように生きられることを感じ取っていただけたら...。

そして、7月末頃、とつとして境内のどこかに出現した(笑い)、多分オニフスベじゃないかと思うのですが、巨大きのこもぜひ探してみてください!
今月も久安寺にお越しいただきありがとうございました。

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