MENU

久安寺ブログ

Blog

BLOG 動画

New Blog最新ブログ

先陣を切ってくれたのが柏葉紫陽花

E3EytUMVoAATDR6.jpg

6月と言えば、いよいよアジサイの季節ですが、初旬は、アジサイの見頃が「今か、今か」と待ち遠しいときでした。そんな中で、先陣を切ってくれたのが柏葉紫陽花です。よく見かけるアジサイとはちょっと違い、柏の葉っぱみたいな形に咲くのが名前の由来とか。
私としては、柏の葉よりも、春に咲くあの花と似ているような...と感じたり。花を摘んで振ったのなら、今にも「しゃららん」と聞こえてきそうな、まるで神楽鈴を連想させる「ムスカリ」を大きくしたような、そんな感じに思えましたね。色は白と青紫で違うのですが。

また、初旬の久安寺は、境内に君が代蘭・金糸梅(キンシバイ)・蕺(ドクダミ)・山萩(ヤマハギ)が奇麗で、楼門付近では花菖蒲が可憐で、地蔵堂付近には沙羅が咲き始める。そんな花模様でした。
花を見ていると、ついつい何かを連想してしまう癖があり(笑い)、蕺の花を眺めていると、どことなく山法師と似ているような...なんて思ってしまいましたね。白い花の真ん中から、ぽっこりとしている辺りが似ていません?
ちなみに、蕺の花言葉は「野生」とか。生命力がとても強く、ちょっとやそっとじゃへこたれず、すくすくと成長するという、何とも逞しい性格の持ち主ですね。ぜひ見習いたい!