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胎蔵曼荼羅の相をもつ霊園

5月下旬のこと、今年もモリアオガエルの卵塊が産み付けられているのを発見!すべて池の上です。モリアオガエルは大阪府の準絶滅危惧種に指定されているので、うまく孵ってほしいですね。ちなみに、雌が泡の中に産卵し、雄が集まってきて受精。約10日後に孵化し、オタマジャクシの子が雨を待ち、泡とともに池に落下するという生態です。
そして、この頃2回目の具足池掃除も行ったのですが、大師の岩の下からも生命との遭遇が。ドンコとカニの子供たちを見つけました。大師さまと一緒に過ごし、どんな話をしていたのでしょうか?
何はともあれ、久安寺が植物だけでなく生き物たちにとって過ごしやすい場所になっていたのならうれしいですね。

これからの時期は、紫陽花やハスが咲くのが楽しみですが、その前にはサツキや睡蓮やブラシノキが見頃を迎えます。胎蔵曼荼羅の相をもつ霊園に浮かびあがるように咲くサツキ、ハスを出迎えるように朱雀池にて先に待つ睡蓮、「儚い恋」という花言葉を持ったブラシノキ。
当山には入れ替わりながら、重なりながらさまざまな花が咲いて皆さまをお待ちしております。

今年も早くも折り返し地点まで来ました。そろそろ疲れがどっと出る頃でしょうか。心を頑張らせすぎず、時には休息を取りに、いつでも久安寺まで癒されに来てください。

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