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雨に濡れた山法師

5月半ば、当山にて雨に濡れた山法師の姿在り...なんて。そんな言葉にしてみると、何だか「5月のとある雨の日に、法師さまが修行の道すがら、久安寺にて雨宿りをしている」そんな情景が浮かんだりしませんか?実はこれは、久安寺に咲く山法師(ヤマボウシ)の花が雨に濡れていた日の風景を伝えようと思っただけなのですが(笑い)。山法師の名は、真ん中に球形の部分があり、そこが法師さまの頭に見立てられ、周りの白くひらひらした部分が法師さまの頭巾を連想させるから付いたとか。

さて、その山法師は梅雨頃から咲き始めると聞きます。なので、もう梅雨入り?まさかな。まだ早いよなと思っていたら、今年の梅雨入りは平年よりもすごく早かったみたいですね。ちょうど山法師に意識が向いた日と梅雨入りが重なっていたのでびっくりしました。
梅雨の晴れ間に日に照らされるカルミア、箱根空木(ハコネウツギ)が綺麗で癒されたり、大雨警報の発令下で懸命に生える境内のきのこ達からは逞しさを感じたり、植物たちからいろいろと心を揺さぶられたり。

その中のカルミアですが、くるりとひっくり返すと傘のような形をした花びらが特徴的です。そして、花言葉は大きな希望とか。どんな世の中であっても希望を持って、それを育ませたいですね。

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