カヤの実が...
9月半ばのある日のこと、久安寺の本堂前にて、なぜかポツンとカヤの実が一つ置かれているという出来事がありました。
久安寺には豊臣秀吉公お手植えの榧(カヤ)の木があるけれども、場所は少し離れているわけで。気になり、謎を追いかけてみると、ちょうどお地蔵様上に当たるカヤの木までたどり着く。そして、辺りには実が多々落ちている。地面に広がる実は割れ、全て空っぽだ。
ということは...きっとカヤの実を好きな鳥たちが、巣に持って帰る途中にでも落っことしたに違いない!なんて、そんなちょっとばかりの秋の推理をしてみたものでした。
9月上旬から中旬にかけては、月例行事の真言禅の会、写経の会、写仏の会、そして文化財公開がありましたね。まだコロナが終息していない中ではありますが、そんな中でも参加してくださる皆さんに感謝です。
その中の一つ、真言禅の会では、朝8時から御影堂にて修め、本坊で食事作法などもいたします。予約不要なので、まだいらっしゃったことがない方は、ぜひ気軽にご参加ください。またコロナ対策の一つとして、通常なら水を貯めている手水場を空にしていますが、PUSHボタンを押せば水がちゃんと出るので、そちらをお使いくださいね。