MENU

久安寺ブログ

Blog

BLOG 動画

New Blog最新ブログ

新しい御朱印帳

皆さん、新しい御朱印帳はもうゲットされましたか?
8月の初旬にハスと3パターンのアジサイを合わせた4種類の御朱印帳をリニューアルしました。どれもこれもスタイリッシュなデザインです。まだの方は是非ご覧になってみてくださいね。

ハスというと久安寺の朱雀池にて咲きますが、蕾の状態を未敷蓮華、花がひらき始めた姿を初割蓮華といい、合掌をするときの手の形と重ねられていたりもするんですよ。満開に開くハスの姿は開敷蓮華といいます。

また、ハスは3回開閉をした翌日に散るという4日間の寿命を持つ花です。2日間はしっかりと開閉し、3日目は閉じが弱く、4日目に花びらがハラハラと水面に落ちていきます。よく春に桜の花びらが散るときに水面をさくら色に染めることがありますが、鮮やかな色のまま散るハスからも同じような美しさを感じますね。

そして、弘法大師の『般若心経秘鍵』には「蓮(はちす)を観じて自浄(じじょう)を知り 菓(このみ)を見て心徳を覚る」という、こんな言葉もあります。
泥水からきれいな花を咲かせるハス。散り際は、まるで仏さまが悟りを開いて台座を現すかのよう。その一連からは、私たちが生きていく上で「心を汚さない限り、あなたの人生も、このハスのようになれる」と教えられているように感じるものですね。

EeTfeRQUcAA1SfO.jpg