境内にたくさんのきのこが出没
皆さんから花の寺として知られている久安寺ですが、もしかすると7月上旬は一風変わっていたかもしれません。
なぜなら...境内にたくさんのきのこが出没していたんです。ざっと見て10種類ぐらいはあったので、まるで「きのこの寺」になったかのようでした。その中には、去年もいらしたオニフスベの姿も。
オニフスベは白くて丸い形をしているので、遠巻きからは「ゴルフボールが転がっているのか?」というふうにも見えたりするそうですよ。
当山のオニフスベは、まん丸いというよりは歪な形をしていたので、未確認生物が住み着いているかのようでしたが。
大きさは13センチ。大きいサイズだと50センチを超えることもあるんですって。
そして、朱雀池には日ごとに大きく伸びるハスの茎。
池面が大きな葉で覆われ、その間から空に向かって真っすぐ伸びる茎、その上に桃色の蕾があります。蕾のままでも十分神秘的なのですが、ふわりと花びらが開いたときには、より一層きよらかな気持ちになりますね。
ハスというのは1億年以上も前から生き続けているんですよね。
ということは恐竜たちの生きていた時代とも重なるわけで、「恐竜も、ハスの花を美しいと思って眺めていたのだろうか」。朱雀池を見ながら、そんな感慨深さまで味わってしまいました。