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立冬の候

11月の上旬、暦の上では「立冬の候」と表す今日この頃。つい先日には、丸く赤いセンリョウの実をひと目見ようとアオサギやカタツムリが久安寺にお出でくださっておりました。以前、アオサギが幸運をもたらす存在というのをお話しさせていただきましたが、カタツムリというのも「良い兆し」をもった幸運の生き物として例えられるものにございます。

カタツムリの動きかたといえば、横に反れて歩くわけでもなければ、後退もしない。決してスピードが速くはないものの、ゆったりとした足並みであろうと前にしか進まないことから「日進月歩:進歩がとどまることなく」のような、縁起の良い存在と古くから考えられているのです。もし、参拝や体験の場にお出でくださった際にお見掛けしたものなら、幸運と遭遇したと思ってみてくださいませ。

また、日々を行き急いでしまっているときにカタツムリの姿が目に入ったときには、彼らが「マイペースさ:急がば回れ」を身をもって諭していると思い、少しだけでも速度を落としてみるのもいかがでしょうか。

さて、この1週間内も体験行事が幾つかございました。11月6日の「尼僧と語らい」、8日の「写経の会」、10日の「写仏の会」へと、ご参加をしていただきました皆々さま、本当にありがとうございました。

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