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久安寺ブログ

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2019年10月29日

久安寺の向かいに建つ伏尾神明社へお詣りしました

10月もあとわずか。暦の上では「霜降(そうこう)の候」ともいいます。
秋というのは昼夜の寒暖差が植物たちに露をもたらし、より寒さが強まれば霜が降りてくる。季節の移ろいとともに、こういった言葉も存在しているものにございます。

さて、10月23日のこと、久安寺の向かいに建つ伏尾神明社へお詣りしました。

また、つい先日のことですが、久安寺のとある木の上にアオサギがとまっていました。
日本では青と表しますが、他の国々では灰色と表すことも多いようですね。青い鳥というのは幸運を呼ぶものであり、アオサギというのも同じく吉兆をもたらす鳥だと伝わっております。せっかく久安寺へと舞い降りたエネルギー、多くの皆さまへ届くようにと祈念しております。

11月も行事が多くございますので、ぜひパワーを受け取りにお立ち寄りくださいませ。
3日(祝)「8時〜9時:真言禅と朝粥の会/10時〜14時:文化財公開」
8日(金)「14時〜15時:写経の会」、10日(日)「10時〜12時:写仏の会」
15日(金)「14時〜15時:文化財公開」、17日(日)「終日:もみじまつり」
23日(祝)「もみじ茶会※要予約」
多くの皆さまとお会いできることを、心より楽しみにお待ちしております。

2019年10月22日

「七五三詣り」の祈願

夜長の候、実りの秋を感じつつも、昼夜の温度差がよりいっそう肌にしみる今日この頃ごろ。少し前に本山へと2泊3日で行っておりましたときにも、11月がすぐそこまで来ている、気配のようなものを感じてしまいましたね。
皆さまも、日ごとに強まる秋の冷気に、お風邪などを召されませんようご自愛くださいませ。

さて、前回も少し触れたのですが、久安寺では「七五三詣り」の祈願をさせていただいております。大安の日「10月25日・29日/11月4日・16日・22日」にも、まだ空きがございますので、ご都合の宜しい日がありましたら、お問い合わせください。お子さまの健やかな成長を本尊・千手観音さまへと御祈りいたします。

また、11月3日・文化の日は、阿弥陀堂にて国指定重要文化財・阿弥陀如来、市指定重要文化財・薬師如来、涅槃図、縁起などをお披露目する文化財公開日にございます。「10時~14時」入堂料は200円。ぜひ、拝覧くださいませ。

そして、先日猛威をふるった台風19号。
甚大な被害をうけた皆々さまの疲労困憊のほど、お察しいたします。
久安寺の参堂や本坊には今、「シュウメイギク」が咲いているのですが、この花には愛情に関する言葉だけでなく、「忍耐」というものもございます。

すでに充分すぎるほど、耐え忍んで頑張られていることでしょう。
しかし、忍耐の対岸には必ず希望がございます。
シュウメイギクの咲く姿が、少しばかりでも皆さまを導く光となりますよう、御祈り申し上げます。

2019年10月15日

『コープステーション11月号』紅葉情報を掲載

錦秋の候、本来ならば紅葉のささやかな訪れがはじまり、心を癒されるひとときを誰もが平等に過ごせるときにございます。しかし、台風19号の猛威に心を乱されずにはいられません。
避難を余儀なくされている方々の不安心。残された爪あとに対する多くの悔しさも思い浮かび、人知を超えた自然のなすことではあれ、平静でなどいられません。
まだまだ状況が定まらないなかではありますが、甚大な被害に合われた皆々さまに、心からお見舞いを申し上げます。そして、日本中に穏やかな日々が戻ることを願っております。

このようなときではありますが、久安寺の近況情報を伝えさせていただければと思います。
10日8日の写経の会、9日の尼僧と語らい、10日の写仏の会へと足をお運びいただきました皆さま、ありがとうございました。そして、『コープステーション11月号』へと紅葉情報を掲載していただきました生活協同組合コープこうべさんにも感謝を申し上げます。毎年の見頃は、11月の半ばからとなっております。

今年も、多くの皆さまのお心を穏やかにする秋景色をお届けすることができたのなら、幸いです。

また、今時期は千手観音さまの前にて七五三詣りの祈願もさせていただいております。千本の手と、手のひらにある目で、ひとりでも多くの人々を救いへと導いてくださる観音菩薩さまゆえ、お子さまの健やかな成長だけでなく、ご両親の身の災いをも救ってくださることでしょう。大安の日に空きがあるかなどは、問い合わせをいただければと思います。

2019年10月 8日

30周年を記念とした「金紙薬宝印」の配布開始

秋気が心地よく日中は過ごしやすさがあるものの、朝晩は肌寒さを覚えるようにもなりましたね。皆さま、お風邪などを召されてはおりませんでしょうか。
今週末は、またもや空模様が乱れ雨風が強まるとの予報です。心身の疲労、そして大きな影響を残すことのないようにと、切に願っております。

さて、直近の久安寺では「尼僧と語らい・瞑想と朝粥の会」を開かせていただきました。ご参加いただいた皆さまに深く感謝を申し上げます。10月もまだ序盤。今後も体験の機会がございます。写経や写仏は経文や仏さまのおすがたを筆ペンでなぞるものであり気難しいものではございませんので、気軽にご参加いただければと思っております。

また1日から、西国49薬師霊場の開創、30周年を記念とした「金紙薬宝印(きんしやくほういん)」の配布をさせていただいておりました。「薬宝癒しの綴り」とともに500円でご用意をしております。期間は2021年の12月31日まで。御朱印の方は普段とは異なる特別なものを押印させていただいておりましたので、ぜひお立ち寄りください。

御朱印というのは参拝の証だけでなく、仏さまのエネルギーが分け与えられた御守りでもあります。
元気がでないとき、少し勇気が必要なときに押印のあるページを開くことで、どこにいても仏さまと通じる道が開かれます。心を通わせることで、エネルギーを与えてくださるでしょう。
いつでも仏様が側にいる。あなたは1人きりではない。といった心強い証ですから、大切になさってくださいませ。

2019年10月 2日

秋の久安寺

「秋雨の候」という言葉がありますが、今時期は雨がひとつ過ぎれば秋が強まるともいいます。季節の移ろいに合わせ、境内に見える景色も変わってまいりますゆえ、秋の久安寺もお楽しみいただけますと幸いです。

今月の初旬、2日(水)には地蔵堂にて「尼僧と語らい(13時~15時)」。6日(日)には御影堂にて「瞑想と朝粥の会(8時~9時)」を開かせていただきます。
また、8日(火)の「写経の会(14時~15時)」、10日(木)の「写仏の会(10時~12時)」は薬師堂にて行いますので、初めての方も心よりお待ち申し上げます。

さて、9月の下旬からヒガンバナが咲くころとなり、今年も久安寺にはヒガンバナが凛と花開いております。お墓などの側に咲くことが多く、少し怖い花のように感じられてもしまうこともありますが、土を荒らす生き物を避けるため、お墓を守るため、という役目を担っております。

花言葉は「一途に思う/会える日を楽しみに待つ」。漢字にすれば、仏さまが暮らす「彼岸」に咲く「花」となる。さらに、曼珠沙華(仏の花)という名も持ち、目にする人々の「抱えている苦しみを払う力がある」と、昔から伝わっております。参拝に足を運んでくださったときには、ぜひパワーを受けとってからお帰りくださいませ。