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夏の余韻を強く感じる「白露の候」

まだまだ残暑が厳しい「白露の候」。夏の余韻を強く感じる、今日この頃にございます。
季節の変わり目は夏の疲れが出るときにございますが、9月というのは8月に続いて2番目に台風が多い月ともいわれております。心身のバランスが乱れやすくもなりますゆえ、皆さまどうかご自愛くださいませ。

さて、先日の9月3日には「萬福寺・東寺・六波羅蜜寺・えびす神社」への巡拝を引率させていただきました。
「妙円寺・赤山禅院・行願寺」の3箇所も合わせ、「都七福神」として室町時代から信仰されております。

萬福寺の布袋尊は「笑う角には福来る」という由来。東寺の毘沙門天は、商売や財力、そして勝負ごとへのご利益があるとして信仰されております。
六波羅蜜寺の弁財天は、七福神のなかで唯一の女神であり、縁結びや芸術力を上達させてくれる神様です。えびす神社の恵比寿神は、五穀豊穣をもたらし、庶民を救ってくれるものとして信仰されております。

また、恵比寿神の父といわれる妙円寺の大黒天にも五穀豊穣の力があり、赤山禅院の福禄寿と行願寺の寿老人には長寿や延命の福がございます。
都七福神をめぐる行いは、福を授かりに足を運ぶことではございますが、それだけではなく、人とのめぐり合いや共存といった「ご縁」を頂いているものとも思っております。

今回、巡拝をご一緒してくださいました皆々さま、本当にありがとうございました。
そして、今後も久安寺へ参拝にお出でくださる方々との交流の場を、心より楽しみにしております。

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