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久安寺ブログ

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猛暑、くれぐれもお体をご自愛くださいませ

8月に入り、空に見える入道雲の姿、そしてミンミンという蝉の鳴き声も増し、夏の本番を迎えたことを感じるばかりにございます。字で表せば今時期は「炎暑の候」とも表します。30度を当たり前に超える日々が続いておりますが、久安寺の朱雀池には「桃色のハス」と「白色のスイレン」が逞しく咲いてくださっております。

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池に咲く姿が似ている2種でありますが、水面から空に向かって高く伸びておりますのがハス。水面に直に浮かぶ形となっているのがスイレン。
花が散る姿にも違いがあり、ハスは4日程度経つと大きな花びらが葉の上に落ち、スイレンは数ヶ月生きたのち、沈んでいくという眠りかたにございます。

どちらも暑さには強いといわれておりますが、あまりの高温となれば、バテてしまうこともあるようです。
そして蝉というのも、一見は夏にこそ適しているように思えますが、実は猛暑の下では本来あるべき寿命よりも早くに旅立ってしまう、という生き物にございます。皆さまもこの猛暑、くれぐれもお体をご自愛くださいませ。

今月は写経や写仏、文化財の公開はお休みとさせていただいておりますが、
下旬の18日には「施餓鬼(せがき)会:前世の悪行のゆえ、地獄にて食べものや飲み物に飢え苦しむ魂を供養し、現世を生きる者たちが安らかに暮らせることを願う」
23日には「地蔵盆:縁日」を開きますので、ぜひ足をお運びいただけましたら幸いです。