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久安寺ブログ

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梅雨の最中

小暑の候、まだ梅雨の最中ではありますが、夏の密度がだんだんと濃くなってきているのではないでしょうか。先日は空に「天の川」が流れる七夕を迎えたばかり。生きる場所によっては、あいにくの空模様となり、星を見つけられないこともあったでしょう。しかし、見えないからといって残念に思うことではございません。

雲に遮られてしまい私たちの目には届かずとも、その向こうでは変わらず星が輝いているのです。
見えないから不幸せなのではなく、天の川を想像できるような、「心の豊かさ」をもつことも「幸せ」へと繋がるものと、思っております。

さて、今時期の久安寺。ナツツバキ(沙羅)、アガパンサスが見頃です。
アジサイは花盛りを終え、ハスへと主役の座をバトンタッチし始めております。
ハスの花には、朝に咲き夕方に向かって眠り出すという性質があるのですが、その性質からは「人間の生き方」を連想させられやしませんか?
さらに、この花がもつ言葉には「人生に迷う心を、どうかお救いください」という願いを、仏の象徴花へと重ねた「救済」というものもあるのです。

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そしてハスが根付く場所、池には「生:いきる場所」という意味がございます。
ツボミが増えゆく本寺の朱雀池にも、生息数が減っているといわれております「モリアオガエル」の尊い命が育まれておりました。

人生を重ねるも良し。仏に悟りをゆだねるも良し。
いつでもお待ちしておりますゆえ、
心を晴らしたくなったときには、ぜひ休息がてら生命を感じにいらしてくださいませ。