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久安寺ブログ

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2021年4月12日

ありがたいひとときに感謝

4月も月例行事の真言禅の会、写経の会、写仏の会を開きました。また、花まつりもありましたね。花まつりは、おしゃかさまの誕生日をお祝いする日で、随時、甘茶をおしゃかさまに注いで拝みます。ご参拝いただいた方々に感謝です。皆さん、めがね菓子は忘れずにお持ち帰りくださいましたか?

この頃は少しずつ桜が散り始めを迎えていましたが、代わりに他の花々、特に日本石楠花、著莪、八重山吹辺りが見頃だったでしょうか。その中の著莪は、アヤメ科・別名は胡蝶花とも言うのですが、白く綺麗な花に対して葉っぱの部分がとても滑りやすいというギャップをお持ちとか。なので、久安寺とも縁ある豊臣秀吉公などが生きた時代では、著莪は敵兵が登ってこないようにする目的で生やしたりもしていたんですって。眺めれば美しく、そして身を守ってくれる花なんて...頼もしいというか、かっこいい、いや魅力的なギャップですかね(笑い)。

また、4月10日には梅田の太融寺さまの開創1200年記念大法会の開白の法会があり、出仕させていただきました。お天気も最高で、綺麗な牡丹桜の前で写真も撮っていただきましたよ。さわやかな、ありがたいひとときに感謝、そして何よりご開創おめでとうございました!

2021年4月 9日

紅花常盤万作

3月から既に春は到来していたと思いますが、日めくりが進むとさらに春感が増して、本山入り口に咲く 美山躑躅を見ながら「冬を無事に越えたのだな...」なんて、しみじみと思ってしまった4月初旬のことでした。

この季節はさくら色の花が多く見えますが、よくよく見ると同系色でも雰囲気が違うんですよね。桜はどちらかと言うと可愛らしい感じ。美山躑躅はちょっと大人っぽさを感じるような。人もそうですが、似たように見えたとしてもひとつとして同じもの(花)はないのでしょうね。
ちなみに美山躑躅の花言葉は自制心です。穏やかな季節を迎えつつも、まだまだコロナ禍の中なわけで「欲望のままに動きすぎてはダメですよ」とメッセージを伝えているかのような、そんな諭してくれる部分も大人っぽい気がしません?

何だか花言葉って絶妙と言うか、その言葉を授けた人ってすごいですよね。
紅花常盤万作には「魔力」、シモクレンは「恩恵」だったりと。シモクレンと言えば木の上に咲く仏さまの花としても知られ、日々、数えきれないほどの恩恵をいただいていますね、我々は。
紅花常盤万作は独特の花びらと言うか、たしかに魔力を持っていてもおかしくない気が...なんて(笑い)。今まで気づいていませんでしたが、久安寺にはメッセージ性が高い花が多い?
ぜひ参拝に来たらいろいろと見つけてみてくださいね。

2021年4月 2日

4月の予定

深山躑躅。
花言葉は「自制心」
綺麗。

ミヤマツツジ
深山躑躅
Azalea
ツツジ目ツツジ科ツツジ属
開花3月〜4月
原産日本中国アジア東部
花言葉 自制心

【4月の予定】
4日8時 真言禅の会
8日11時 花まつり降誕会
8日14時 写経の会
10日14時 写仏の会

2021年3月29日

ご利用ガイド2021年度保存版

春の彼岸が過ぎ、目に映ったのは白いモクレンの花。
モクレンの花が「木に咲く蓮」と書いて木蓮と呼ばれるのには、よく仏さまと一緒に蓮の花が描かれますが、それと似ている形で木に咲くことから、そのように言われていたりします。
蓮が咲くのは夏頃なので、まだもう少し先になりますが、春の季節も仏さまが「ここから見守っていますよ」とほほ笑んでくれているように感じたり、それと同時にハッとさせるような感じもあったり、何だか不思議な花です(笑い)
白モクレンの花言葉は高潔な心ですが、「高潔」には「私利私欲を持たず、誠実なさま」といった意味があるそうですよ。上を見上げると、まるで仏さまからの教えをいただいているようで...急にシャキッともしちゃいますね!

虚空園にはシダレザクラや赤八汐躑躅、楼門・御影堂の鰐口や境内に点在しているソメイヨシノだったり、それからシャクナゲだったり、春らしい桃色が見え始め、これからますます咲き広がっていくのでしょうね。

尼崎信用金庫さんの「あましん元気Aクラブ」のご利用ガイド2021年度保存版には、季節を感じる花のおでかけのページに久安寺のアジサイの頃を掲載していただいたのですが、今年も花の寺・久安寺にてたくさんの人に癒しのひとときを過ごしてもらえたらうれしいです。

2021年3月19日

六波羅蜜

3月の半ばを過ぎると、春のお彼岸がはじまりました。六波羅蜜による「布施:人のためになる行動をする」、「持戒:決まり事をしっかり守る」、「忍辱:広い心で耐えてみる」、「精進:努力を怠らない」、「禅定:心を取り乱さずにいる」、「智慧:5つを通して正しい知恵を身につける」日常の感謝とご先祖の供養をしながら、彼の岸に到る徳目についてを考える、そんな1週間になります。
久安寺では仏塔にて彼岸法要・塔婆回向、本堂にて彼岸護摩供、そして御影供を行い、皆さんに書いていただいた護摩木のお願い事もきちんと修めさせていただきました。
また、当山では愛犬納骨塔にて愛犬の塔婆供養もしています。「家族の一員だったね ありがとう」とお盆、お彼岸の年3回伝えています。彼岸会、西国薬師団体様はじめ、ご参拝くださった皆さんありがとうございました。

その頃は、本堂の仏塔にて青紫色のムスカリの花が可愛く咲いてくれていました。空に真っすぐ伸び、スズランのような小さな花が幾つも上についているのですが、何だか、あれ?神楽鈴にも見えるような...。ムスカリの花言葉は「通じ合う心」。きっと皆さんの供養の心はご先祖さまに届いたはずです。

2021年3月11日

桃色系千重咲きのツバキ

ツバキと言えば、私たちと一緒に寒い冬を耐えて、懸命に美しさを見せてくれる花ですが、品種によって四、五月ぐらいまで咲いてくれます。冬と言えば、真っ赤なツバキ。春は白ツバキや桃色ツバキでしょうか。久安寺でも、白や千重咲きの桃色ツバキ(別名:乙女椿)が見られますよ。しかし乙女椿には、一体どんな由来が込められているのでしょうね。綺麗で見惚れてしまうから、とかでしょうか(笑い)?
また、現代の春を代表する桜、カワヅザクラも蕾の開き具合は様々ですが、咲き始めました。その花言葉は純潔だとか。

前にも言ったとおり、江戸時代よりも遡ると、実は梅のほうがより春の代表というような捉え方をされていたという話もありますが...見れば見るほど、うーん、どっちも甲乙なんてつけられませんね。
昔からツバキも梅も桜も和歌などの季語に使われていたり、それぞれに魅力がありますからね。
ちなみに、今も昔も変わらず愛される品種ですが、ツバキは「おちる」、梅は「こぼれる」、桜は「ちる」と花の咲き終わりの表し方が、こんなふうに違うんですって。

3月半ばは、阿弥陀さまの縁日、そして月例の文化財公開がありましたが、ご参拝いただきありがとうございました。

2021年3月 1日

フォトスタンド

3月初旬は月例の写経の会、写仏の会がありました。
そして、コロナによって中止していた真言禅の会もやっと再開できましたね。ちょっと前までは当たり前にできていたこういった体験の場が、コロナ禍に入って以来なかなか思うようには行えず、寂しさあり、心苦しさあり...。という感じだったのですが、それを経て、今は、体験を通して皆さんのお顔を見られることのありがたさや、うれしさが大きくなっています。参加いただいた皆さんに感謝です。

また、久安寺の境内にも春が増すばかり。外に目をやれば、梅や山茱萸(サンシュユ)の穏やかで暖かな色が映ってくるので、さらに心がほっこりしていました。梅には、よく見るような枝がぴんと伸びているところに花をつけるタイプもあれば、枝垂れ桜みたいに枝が垂れ下がっているところに花をつける「枝垂れ梅」もあるんですよ。皆さんは、どちらがお好みですか?

虚空園に咲く山茱萸もまた、白や薄桃色の梅の中に映えてきれいでした。鮮やかな黄色をしているのですが、その美しさから「春黄金花(はるこがねばな)」とも言われているんですよ。木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝いて見えるからだとか。

そんな山茱萸が際立つような天気のよいとある日には、フォトスタンドにしてもらった栂の木、しめ縄。軒丸瓦。具足池の写真をちょっと庭に飾ってみる、なんてことも...(笑い)

2021年2月26日

スケッチ日和

3月が近づくと、久安寺の境内に、ぽこぽことふきのとうが顔を出しはじめました。花が開く前のふきのとうのつぼみを見つけると、冬将軍を追いかけ、春の先陣が到着したようにも感じませんか?大将は、現代ならやっぱり桜ですか?
少し前には冬ツバキもぽとぽとと落ちだしていたので、それもあってか「季節は進んでいるんだなぁ」と実感しているような気もします。

花の散りどきというのは、ひらひらと花びらが落ちていくことが多いのかなと思うのですが、ツバキはそのまま花首より落ちるんですよね。
せっかく花首まで残っていて、まだこんなに鮮やかな色をしているのだから、ツバキも何かできないだろうかとちょっと思ったり。冬の花浮かべ...どうでしょうかね(笑)。

また、境内には、以前からロウバイやピンクの梅が咲いていたのに加え、ハクバイも混ざってきました。
何だか青空の日も増え、暖かくなってきたので、そんな日和のもとで鐘堂、本堂、花々をスケッチするのもおすすめですよ。
春を感じに、ぜひ久安寺へ。お待ちしております。

2021年2月22日

池田市指定の重要文化財

2月15日は、月例の文化財公開日であり、また釈尊涅槃の日でもありました。今から2500年前、おしゃかさまがご入滅となった日です。
おしゃかさまが悟りを開かれた日、そのお姿を描かれた涅槃図というものがあります。阿弥陀堂にお祀りしている涅槃図を前に、しっかりとおまいりさせていただきました。

久安寺の釈迦涅槃図は、池田市指定の重要文化財で、18C江戸中期に大坂の画家、大岡春トによって作られました。この時代の絵師と言えば、狩野派が有名で、彼らが描いた壁画や襖絵が残っていて、今の時代でもファンが多いですが、大岡春トも狩野派として活躍されていたそうですよ。

また、21日は弘法大師空海、お大師さまの報恩日でした。今から、大体1186年前でしょうか、3月21日にお大師さまが高野山にてご入定されました。生涯を自分のためではなく、世に対してや人々のために捧げられたお方ですので、毎月の21日はお大師さまの日とされています。どちらの日も、良いお天気の日に行えましたよ。

なかなか自分の人生を「他のために」というのを実行するのは難しいですが、ときどきでも「他を優先」に動くことができたら、十分です。
電車で席を譲るでもいい。車で道を譲るでもいい。何でもいいんです。

2021年2月15日

梅の花言葉

2月の第一日曜日、本来なら月例行事の真言禅の会を行っているはずでしたが...緊急事態宣言が解除されるまでは中止としているので、ちょっと寂しいですね。カレンダーを見ながら、来月は開けるようになるといいなと拝んでしまったり。

その他の月例行事は、密にならないようにスペースを空けた上で通常通りに行っています。
2月も写経の会、写仏の会を開きました。写経は般若心経を書き、写仏は仏さまの姿を描く。どちらも1時間ほどです。コロナ禍という状況下ではありながらも、檀家さんではない方々が、写経と写仏それぞれにフレッシュな顔ぶれでご参加くださって、「ありがたいですなぁ~」と思うばかりでした。本当に皆さまにはいつも感謝、感謝です。
これからの久安寺は、花の寺らしく色々な花を楽しめる季節に向かっていくので、花見と一緒にお気軽にご参加くださいませ。

4月までは御影堂、鐘堂、本堂で梅が見られますよ。
江戸時代以降は「花見」と言えば桜ですが、万葉集には梅の歌の方が桜より圧倒的に多くありますように、平安時代以前は花と言えば、梅を指すことが多かったそうな。
梅の花言葉は「忠実」ですよ。