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久安寺ブログ

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2020年3月13日

カワヅザクラと梅

3月上旬、久安寺の仏塔前に植えられた1本のカワヅザクラと、虚空園の入り口付近に生えている梅が花を咲かせてくれました。薄桃色のサクラと、濃い桃色の梅、春を魅せる代表的な2つが咲くだけで、心が明るくなるように感じるものです。

今月も体験の場を変わらず開かせていただきましたが、写経の会、写仏の会に参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

写経というのは、文字として残されているお釈迦さまの悟りを書き写して教えをいただくものであり、心で読み、自分の字で書き表すことが功徳(善い行いをすること)を積むことに繋がるといわれています。写仏というのは、仏さまの姿をなぞって描き写すもので、仏さまの絵を完成させることでも写経と同じ功徳を積めるものと考えられています。

現代のように、誰もが文字の読み書きができることではなかった時代、皆が平等に御利益をいただくことができるようにと、2つの形が存在したものだと伝わっています。
定期的に開いている会ですが、どちらも書き終えた後には皆さまの表情がすっきりとされているのが窺えますので、初めての方もリフレッシュがてら、気軽にご参加くださいね。

2020年3月 6日

ゆっくり感じる久安寺の春

3月初旬、久安寺の境内が春めいてきました。ブルーベリーのような色をして、ブドウの実のように花を咲かせるムスカリ。黄金色をした山茱萸(サンシュユ)の花が、今年も可愛らしく咲いてくれました。ムスカリには、通じ合う心・明るい未来をもたらす、サンシュユには、持続という花言葉が込められています。また、サンシュユは「木全体が、早春の光を浴びて黄金色に輝く姿に見える」ということから、和名で春黄金花(ハル コガネバナ)とも呼ばれていますよ。

今年は、いつものように春をゆっくりと感じることは難しい状況でもありますが、花たちはいつもと変わらずに、春をもたらしてくれています。その姿からは、明るさや輝きが少しでも早く戻ってくるようにと願い、パワーが皆さまに届くようにと心を通わせているかのようにも感じるものです。

計り知れない自然の中で懸命に咲く花の生命。菩薩さまが行われた仏の修行。どちらも、ときに過酷な道を乗り越えながら辿りついたものとして、昔から深い繋がりがあるといわれています。
また、花は思い浮かべるだけでも癒しをもたらす力がありますから、心が疲れてしまいそうなときには、ぜひ心の目で春を感じてみてください。

2020年2月28日

3月の予定


本堂の北側の庭園、虚空園です。

3月は体験日、日曜日が多いですよ↓

1日日曜日8時「瞑想と朝粥の会」
8日日曜日14時「写経の会」
10日火曜日10時「写仏の会」
15日日曜日14時「文化財公開」

どうぞお気軽にご参加、ご体験ください。

2020年2月27日

関西花の寺25カ所めぐりと美食の旅

2月から3月の上旬は「今年も梅が咲き広がるときがきた」ということから、梅花(ばいか)の候ともいうのですが、当山の本堂・北側にある庭園の虚空園にも紅白の色鮮やかな梅が咲いております。梅は古くから縁起あるものとして伝わっていますね。まず「梅」の文字は、「木」と毎日の「毎」から成り立っています。そこからは、木が毎日すくすくと育つことが連想され、人に当てはめれば、豊かな毎日を送れるように守ってもらえるものと、捉えられているのです。

それにくわえて、出会いの季節の先陣をきって開花するかのような早咲きからは、良い出会いや縁などを早くにもたらす。辛いことがあっても、その悲しみを長く続かせない。そんな心の豊かさを授けるパワーがあるともいわれていますよ。なにせ、紅白の2色は昔から「めでたい物事」に用いられるものです。参拝や体験に参加された際には、ぜひ、当山に咲く梅たちからエネルギーをいただいてみてください。

そして、「関西花の寺25カ所めぐりと美食の旅」。今年も阪急交通社さんからパンフレットが出ております。「関西花の寺霊場ツアー」は全8回。久安寺には第5回の6月21日〜29日のうち、全14団体さんが企画されているようです。アジサイを池に浮かべて、皆さまをお待ちしておりますね!

2020年2月15日

雪中四友

2月の月例行事として、8日に「写経の会」、10日に「写仏の会」、そして15日には「文化財公開」がありました。ご参加いただき、本当にありがとうございました。
その頃には蝋梅・白梅・赤梅のように、春よりも一足早くに咲く花、山茶花(サザンカ)の姿も本堂の周りで見られるようになりました。本堂から廻廊を通り、三十三所堂へ入れば、西国33観音霊場のおすがたをおまつりしています。歩くときには 「み仏の声を聞き 合掌の心」を観じましょう。

さて、春より前に咲く花というのに関連する言葉の中に、「雪中四友(せっちゅうの しゆう)」というのがあることはご存じでしょうか。
冬の雪降る季節に咲く花の中から4種、蝋梅・山茶花・水仙・玉梅というのがそれにあたり、普段は筆や文字をたしなむ文人たちが、趣味として画を描くときの題材にと、昔から定着している花々です。当山でも文人たちが好む景色を味わえることができますので、ぜひ風流を感じてみてください。

そして、少し前になりますが、1月28日の朝日新聞・夕刊のテレビ欄の下にトラベル日本さんが「関西花の寺二十五カ所霊場」の広告を掲載してくださっていました。久安寺は第12番となっています。ツアーに参加されますと、境内の案内や説法をさせていただくので、気軽にご参加ご参拝くださいね。

2020年2月 6日

白梅と赤梅

2月上旬、久安寺には白梅(ハクバイ)や赤梅(コウバイ)が咲き始めた頃でした。
春の花が咲くのはもう少し先ですが、この時期は早咲きの花を楽しめるときです。花は、目にするだけでも心が晴れやかになるものですが、花それぞれが持つ言葉というのも感慨深く、それを知ると改めて気付かされたりすることもあります。

白梅が持つ「気品」、「忍耐」。赤梅は「忠実」。
その中の忍耐は、身に起こるつらいことを我慢するという意味もありますが、感情任せに動いたり、人に当たったりすることは自分にとって良いことをもたらさない。後の大きな後悔につなげないためにも、忍び耐える心は必要なものだと諭す解釈もできます。

赤梅の忠実は、真心をもって物事に尽くすという意味ですが、「忠」とは嘘やごまかしのない真っすぐな心のことをいいます。「実」には、きちんと備わっているという意味がある。もしかすると、花にも心を諭す力や清める力が込められているのかもしれませんね。

そして、今年も「関西花の寺25カ所花めぐり・花説法とグルメ旅2020」のパンフレットがトラベル日本さんから届きました。表紙には久安寺のアジサイ浮かべの画像を使われていて、大変ありがたいです。ツアーは日帰り全10回。久安寺は第6回の6月27日〜7月4日の期間となっていますので、お楽しみに。

2020年2月 1日

夜19時から節分会

2月初旬、月例行事の「真言禅と朝粥の会」から、今月も皆さまを久安寺にお迎えしました。冬の朝8時~9時という、寒さがこたえる中での体験から始まりましたが、遠いところより来ていただいた方をはじめ、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。体験の場は来月もありますので、またご参加ください。

そして、2月3日の節分には、夜19時から「節分会(せつぶんえ)」を行いました。
さて、節分といえば日本に昔からある風習ですが、豆まきをする目的にはいくつかの理由があることをご存じでしょうか。1つは「魔」というものを滅する目的。人を悩ませたり、悪いことを考えさせたり、煩悩を働かせたりする「魔」を豆を用いて祓い清めることがはじまり。
他には、冬の終わりから春へと季節が移り変わるときに体を壊しやすいことが「悪鬼(あっき)」の仕業じゃないかと考えられ、それを祓うために豆を用いるようになったという説などもあります。

また、節分の日の日に食べる恵方巻きには、「良い兆しをもたらす方角」に向けて静かに願うと災いが清められるという意味合いが込められているようですよ。
今年の節分会は足元の悪い中となってしまいましたが、参拝いただきありがとうございました。

2020年1月31日

2月の予定

ロウバイ見頃ですよ。

そばにあるミツマタが膨らんでいました。

2月もご参拝、ご体験おまちしております。

今後の予定
2月2日日曜日8時〜9時「真言禅と朝粥の会」
2月3日月曜日19時〜「節分会」
2月8日土曜日14時〜15時「写経の会」
2月10日月曜日10時〜12時「写仏の会」

2020年1月30日

1年の幕開け

暖冬といわれていますので、幾分かは寒さが和らいでいるように感じます。
しかしながら、近況報告をさせていただきますと、先日20日のこと、阪急交通社・西国49薬師霊場めぐりの団体さまが久安寺へとお出でくださいました。先達さんを中心として、皆さま熱心に薬師堂で勤行をされていかれました。

また、翌21日には御影堂にて、初大師のおつとめがございました。初大師とは弘法大師さまに今年最初の供養を行うものにございますが、1年の幕開けのときに手を合わせ、心を通わせることで、多くの功徳(くどく)をいただけるといわれております。ご参加いただきました皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。

2月の行事としては、月例の「真言禅と朝粥の会」、「写経の会」、「写仏の会」にくわえて、「節分会」がございます。蝋梅(ロウバイ)の花は見頃となり、三椏(ミツマタ)の花の膨らむ姿も見え始めておりました。ミツマタには「強靭」という花言葉がございます。ご覧になった際には、「何ごとにも粘り強くなれる」といった言霊を、ぜひ受け取ってお帰りくださいませ。来月も、皆さまとのご縁を心より楽しみにお待ちしております。

2020年1月20日

とんど焼き

寒風の候のこと、15日には「とんど焼き」がございました。地方によって呼びかたには違いがあるようですが、14日から15日の小正月のときに、古い御守やお札などの縁起物をお焚き上げする行いとして、昔は「左義長(さぎちょう)」とも呼ばれていたようにございます。毬(まり)を打つための長い杖を「毬杖(ぎっちょう)」といい、それを3つ立てて行っていたことから「三毬杖(さん、ぎっちょう)」と呼ばれていたのが由来ともいわれております。

新しい御守やお札をお迎えしたため、古いものは感謝を込めて火で祀り上げる。そのほか、お正月の神様としてお迎えしていた「歳徳(としとく)神さま」が、小正月になるとお帰りになられるために、見送る行いでもあります。歳徳神さまというのは、弁財天さまと同じく福や徳をもたらす神様にございますが、火で見送ることで、この1年の災いなどを祓い去ってくださると伝わっております。

また、同日には今年初となります文化財の公開、池田・常福寺の大般若経転読法要に出仕させていただきました。そして、こちらも近況としてご報告をさせていただきますが、「池田くれはロータリークラブ」の活動にて、ミャンマーにランドセルを53個寄贈させていただき、会員5名でミャンマー・ナッマウッ寺子屋へと参りました。
色とりどりのランドセルを手にした子供たちの姿がとても可愛らしく、心に焼き付いております。これからも、世界中の子供たちに笑顔が広がりますように。