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久安寺ブログ

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2021年1月29日

蝋梅

1月下旬は、尊鉢厄神・釈迦院さんの大般若経転読法要に出仕をしたり、初大師に出向いたり、不動護摩祈祷をしたりと身が引き締まる日々つづきでした。
大般若経転読法要によって吹く「梵風:ぼんふう」。そこには大般若経の言葉の力も込められているため、梵風に当たることによって厄払いを受けられたり、本来なら600巻に説かれている教えの御利益までも一緒に受けられたりという、大変ありがたいものであったり。ですので、皆さま、機会があるときはぜひご参加がおすすめです。

さて、今年も花の寺らしく、久安寺の花たちを紹介していきますが、1月下旬は黄色いWinter Sweet(蝋梅)だったり、ピンクの梅だったりがチラホラと咲きだしましたね。
蝋梅は、梅の1種ではないのですが、花の形が梅と似ているところからそう呼ばれているようです。
花言葉は、「迷わないように導いてくれる(先導)」、「大事が起きる前に見抜く力をもたらす(先見)」、「愛情に満ちている(慈愛)」というもので、何だか改めて意味を考えると、とても縁起のいい花に思えませんか?

また、蝋梅は優しい香りを持っていて、ロウソクの香りとしても人気があるとか。開花している2月いっぱいは直接に目で見て感じ、ほかの季節は匂いで感じるという2つの楽しみ方を味わうのもまた素敵ですね。

2021年1月16日

とんど火

1月中旬は小正月行事の「とんど火」がありました。
当日までは冬らしい空模様が続き、虚空園、仏塔、ジュラシックツリー、弁才天が雪化粧をしているかと思いきや、具足池なんて凍っていましたからね。岩の上に立っている弘法大師像を一瞬、氷像と見間違えましたよ(笑)。
そんなこともあり、空模様をちょっと心配していたのですが、当日は願いが叶ったのか青空の下でのとんど火、そして文化財公開も行えました。

とんど火と言えば、日本の各地によって、その呼ばれ方は様々あるようですが、注連縄や正月飾り、古いおふだ、御守り等の「燃えるもの」を焚き上げ、その炎によって大きく空に向かって伸びる煙が年神様を天に帰すのだと言われています。
今まで支えてくれたものに対し、私たちが感謝を込めて焚き上げることが供養となり、ものによく宿るといわれる付喪神たちを年神様が引き連れて行く。
何だか、そんな様子が思い浮かべられたりもしませんか?

まだコロナが終息しきらず、場所によってはお焚き上げの中止を余儀なくされたところもあるようですが...、そのような中でも無事に行うことができたのは、ありがたいことでした。

2021年1月11日

写経

三が日の新年初護摩祈祷から始まり、令和3年、最初の写経の会、写仏の会を無事に開かせていただきました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。
月例行事なので、今年もたくさんの人に参加してもらえたら、うれしいです。特別に何かを準備したり、よしっ!と意気込んだりとか、気難しいことは全くないので気軽にいらしてくださいね。

写経は、もともとは仏教の修行のひとつで行っていたもので、その教えを心込めて書き写すことがよい行いとなって、やがて自身のもとに幸せをもたらしてくれると言われています。写仏は仏様のおすがたを描くことで、写経と同じ御利益が与えられるものです。
また、どちらとも自分の心と向き合うことにつながって自律神経が整うとか、リフレッシュにつながるなんてことも言われていますよ。

せわしい毎日の中では聞こえてこない心の声も、ちょっとだけ喧騒の中から抜けてみることで聞こえてくるかもしれません。
それが心を軽くすることにつながったり、ストレス発散でも何でも、久安寺が皆さんにとって心晴れる場所のつなぎ役になれたら、とても素敵なことですね。

2021年1月 3日

開運の鐘

昨年の大晦日は、うっすら雪が一面に広がる寒い中、そしてコロナ禍とともに迎えることになりましたね...。
そんな中ではありましたが、変わらず久安寺に除夜の鐘を撞きにいらしてくれた皆さんに感謝です。

お正月というのは年神様がそれぞれの家にいらっしゃる日ということで、その前夜に当たる31日には年神様がもうすぐそばまで来ているんですね。なので、除夜の鐘を撞いて願いを唱えると「その願いが年神様の耳に届きやすい」と言われていたりもします。実は、新年に交わす「あけましておめでとうございます」という挨拶は、我が家にやって来た年神様に向けての祝詞(のりと)というものでもあったりするんですよ。

とはいえ、大晦日に鐘を撞ける人ばかりではありませんよね。
そんな方々は、次に久安寺に参拝に来たときには、ぜひ「開運の鐘」を撞いていってください。2撞きすると開運のご加護を受けられますので。

また、ご加護ということなら、四国八十八か所巡りと同じ御利益をいただける、お砂踏みの巡拝コースもおすすめです。一周すると大体40分くらいでしょうか?山上では弘法大師像が待ってくれているので、お会いになったら手を合わせてみてくださいね。

2021年1月 1日

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

佳き一年になりますようお祈り申し上げます。


【1月の行事】
10日14時〜15時半 写仏の会
15日10時〜随時 とんど火
15日14時〜15時 文化財公開の日
21日14時〜15時 初大師
28日14時〜15時 不動護摩祈祷の日

2020年12月31日

大晦日

令和3年の足音がそこまで聞こえてきた大晦日、久安寺からの景色が見渡す限り、一面が雪でうっすら覆われていました。
令和2年はコロナ禍という1年で、残念ながら大晦日になっても終息という声は聞こえてきませんでした。そのような中で恒例の除夜の鐘つきを行うため、ソーシャルディスタンスをとって並んでいただいたり、大根と甘酒を振る舞う接待も断念したり...いつもとは違う大晦日になってしまい、残念でした。

人間が持つ108個の煩悩の数、鐘を撞くのが除夜の鐘つきとされていますが、鐘を撞くという行い自体が苦難を打ち消し、また、鐘の音によって幸を呼び込むことができるというものでもあるので、108回を超えても、全員が撞いてOKですし、直接撞くことができない人のためには鐘の音を「おと」でおすそ分けをしてもらえたらと思います。

鐘を撞いた人、鐘の音を聞いた人、福矢・丑年絵馬・合格絵馬を手にし、願いを込めた人、そして丑年の吉祥飾紙をお持ち帰りいただいた皆様にとって、2021年がよき年となりますように。

「【吉祥飾紙】
莚壽飾紙故事〜 しあわせひろがる かざりがみのいわれ 〜
仏間・床の間・玄関などに一年中お飾りするもので、古来より家運を隆昌させ、魔を除き福を招く〆飾りとして慶ばれているものです」

2020年12月29日

福矢。丑年絵馬。合格絵馬。

12月31日23時45分 除夜の鐘〜
0時 修正会(本堂)
1時 新年初護摩(本堂)

1日2日3日 いずれも13時 護摩祈祷

御朱印4種、福矢御守絵馬等授与

2020年12月26日

年末年始


鰐口の打木を調節、新調いたしました。
寒い境内です。年末の気分。

12月28日14時〜15時 不動護摩祈祷
12月31日大晦日23時45分〜 除夜の鐘
1月1日0時〜修正会
1月1日1時〜新年初護摩祈祷

2020年12月17日

本尊千手観世音菩薩の縁日

12月も半ばになると、久安寺の景色もうっすらと雪化粧をまといました。大師さまの傘や、仏塔がうっすら白く施されたのは、確か17日頃だったでしょうか?翌日が本尊千手観世音菩薩の縁日だったと記憶しています。
千手観音菩薩は1,000の手と、その手のひらには眼を持っていて、現世で生きている私たちが苦しみや過ちといった難儀の道へ行ってしまいそうになったときに、手を差し伸べ、眼では圧して、救い出してくれるといいます。多くの人々に情けをかけてくれる、広い心を持っている菩薩さまです。縁日では、しっかりと千手法を修しましたよ。

また、その頃には檀信徒総代の方々にしめ縄を編んで、5ヶ所お飾りしていただきました。毎年、感謝です。
そのほか久安寺の鰐口の打木を調節、新調をして、年の瀬に向けて準備を進めていく中で、「いろいろあったけれども、今年も過ぎていくのだな」と、残り僅かな今年に思いを馳せ、もうすぐやって来る翌年を思い浮かべたり、だんだんと心が年末色に塗り替えられていったものでした。

令和2年の月例行事後半として、文化財公開の日、そして不動護摩祈祷に参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

2020年12月11日

自然から癒しと元気を

令和2年ラストの月例行事として、まずは前半、写経の会、写仏の会、そして冬寒な早朝に真言禅の会にご参加いただきありがとうございました。バン字池では冬に咲く花、ピンク色の山茶花が大きく咲いてくれていたのですが、ご覧になっていただけましたか?
二十四節気では大雪ともいい、雪が降らなくても空気はやっぱり冷たくて、ほかの季節と比べるとめっきり花の姿が減ってしまう中で、あれだけ元気に「ここにいますよー」と、ばーんと咲いてくれる山茶花からは英気を養わせてもらいました。
寒い季節は、心が元気をなくしてしまいがちなので、そんなときには自然から癒しと元気を分けてもらうのがおすすめですよ。

とはいえ、冬寒の下ではあまり外に出たくはなくなり、自然に触れる機会も減ってしまうでしょうか。
ですが、風のうわさによると「冬は空や自然をいつもより美しく見せる」といったプラス効果を持っているといいます。その理由は...気象学やら専門的な何やらがあるのだそうですが、冬の冷たい空気こそが澄んだ空や景色を見せてくれるんですって。例えば星空、あとは夏の風物詩の花火というのも、実は冬のほうが美しいそうです。
確かに、12月の下を弥勒山巡りしたときに見た弘法大師像は、何だか冬の陽に照らされて神々しさが増していたような...なんて(笑)。