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久安寺ブログ

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2021年8月 4日

8月の予定

盂蘭盆会の由来でおなじみの目連尊者です。
施餓鬼会の由来でおなじみの阿難尊者です。
仏塔にお祀りしています。
1日〜15日 御自宅棚経
7日6時 七日盆 
8日11時 仏塔盂蘭盆会
18日14時 施餓鬼会
23日20時 地蔵盆
28日14時 月例 不動護摩供

2021年7月24日

毎日3輪くらいの数で咲く朱雀池の蓮

8月が近づくにつれて、今年も蓮が開花を迎えました。蕾の数を、今日は幾つになっているかなと数えていて、最初は1つ、2つだったものが9つに増えたときもうれしかったのですが、やっぱり開花すると、より一層うれしくなりますね。
蓮は、「1.未敷蓮華 みぶれんげ(蓮の蕾)」、「2.初割蓮華 しょかつれんげ(綻び始めた蓮の花)」、「3.開敷蓮華 かいふれんげ(満開の蓮の花)」として、3回開閉した後に、4回目が開いたら、そのまま散りゆきます。3回目は、大分閉じが弱くなりますね。お盆過ぎまで次々に咲いてくれると思います。
弘法大師『般若心経秘鍵』には「蓮(はちす)を観じて自浄(じじょう)を知り 菓(このみ)を見て心徳を覚る」という言葉があります。ぜひ、久安寺に蓮を見に来たときには、目で美しさを見て、心に、蓮は泥の中で根を生やすこと、そこから真っすぐな茎を伸ばして奇麗な花を咲かせること、葉は汚れた水を吸収せずに弾き流してしまうこと、そんなふうに人は誰もが蓮のように生きられることを感じ取っていただけたら...。
そして、7月末頃、とつとして境内のどこかに出現した(笑い)、多分オニフスベじゃないかと思うのですが、巨大きのこもぜひ探してみてください!
今月も久安寺にお越しいただきありがとうございました。

2021年7月16日

杉ぼっくり

7月半ばには、文化財公開の日があり、宝物殿である阿弥陀堂を開けて、国重文・阿弥陀如来坐像、市重文・薬師如来像、市重文・釈迦涅槃図、市重文・久安寺縁起などをご拝観いただきました。
久安寺の月例行事には、写経や写仏といった実際に肌で感じる体験、そして、こういった目と心で感じる体験もあります。どちらも気軽に参加いただけたら、うれしいです。
さて、とある雨の日のこと、参道のちょうどお地蔵さんと灯籠がある辺りでしょうか。オレンジ色の野萱草(ノカンゾウ)に目を引かれました。野萱草というと、花言葉は、愛の忘却。しかし、愛を忘れると聞かされても、何が何やらと思ってしまうのですが、どうやらこの花には「憂いごとを忘れる」という言葉もあるのだとか。
つまり、愛に関連する悩みや苦しさを忘れさせてくれるといった解釈になるのですかね?
そして、これも個人的な読み解きですが、「嫌なことは引きずらず、忘れて次に進めばいい」と。野萱草にはRestart(再出発)への背中を押してくれるような言霊もあるのかな...なんて。いや、あったらいいなという、ひとり言ですね(笑い)。
また、仏塔横の杉ぼっくりだったり、自然に咲いた鬼百合にも目が引かれて、興味深く観察してしまったり。
松ぼっくりもかわいいけれど、杉ぼっくりもかわいいですよね、丸っこくて。
杉ぼっくりを眺めた翌日に、特徴的な鬼百合を見たせいか、何だか...杉ぼっくりが鬼百合という生物を生んだ卵のように見えてしまったのは、内緒です(笑い)。

2021年7月 9日

ロータス効果

7月は、写経の会や写仏の会に加えて、真言禅の会もひっそりと開きました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。真言禅の会は、1月と8月を除いた第1日曜日の朝8時から9時に行っています。初めての方も大歓迎なので、都合のよいときにぜひご体験ください。
さて、あじさいうかべも終わり、そして睡蓮も見頃を過ぎれば、次の主役は蓮に移っていきますが、皆さん、ロータス効果というものはご存じでしょうか。
蓮の大きな葉の上で、水をぷっくら丸く弾いているような現象を見たことありませんか?何というか、透明なおはじきが乗っているような(笑い)。
それがロータス効果というらしいのですが、どうやら蓮の葉って、絶対に濡れないんですって。自浄作用が働いて、吸収せずに弾いて流し落としてしまうのだとか。
蓮のことわざに「泥中の蓮」というものがあって、それは「泥の中で生まれても、清く美しく育つ」というような意味で蓮の生きざまと重ねられているのですが、いざ改めて目にすると...神秘的というのか、仏様の花と呼ばれるだけあって、思わず拝みたくなる感覚を味わいました。
すごいですよね。絶対に汚れない。
しっかりと自分を持ち、悪い影響にも惑わされずに、真っすぐと育つ。
まるで、私たちにその姿から生き方を教えてくれているような気がしませんか?

2021年7月 3日

ほそごう学園のかわいらしい生徒さん

7月初旬、名残惜しくも、今年のあじさいうかべが終了しました。はじまりから終わりまでを数えると、25日間だったでしょうか。
終わり間近には、ほそごう学園の2年生のかわいらしい生徒さんがやってきてくれましたよ。久安寺を案内したり、具足池の前でおはなしをしたり。そんな中で、夏の暑さにも負けず、みんなきちんと言うことを聞いていましたね。偉かったです。
また、ちょっと印象的だったのが、ちょうど子どもたちが帰った後から、ぽつりぽつりと空から雨が降ってきたことです。ついさっきまでは青空だったので、もしかしたらアジサイの付喪神様(つくもがみ)が、無事に子どもたちを迎え終わるまで力を貸してくれたのかもしれないな、なんて。ふとそんなことを思ってしまったのでした。
今年も、あじさいうかべのシーズンには多数の方々が参拝にきてくれましたね。
コロナ禍ということで、限られた時間を譲り合いながら、静かにお楽しみいただきました。皆さんの協力に感謝です。本当なら、アジサイの花言葉の一つ「団欒(だんらん)」のように、アジサイ前でみんなが集まり、談笑しながら過ごせたらうれしいのですが...それは来年に持ち越しですね。
「1年後も、また元気いっぱいに咲いてくれますように」とお願いしておきましたので、きっと、もっとエネルギッシュに咲いてくれるはずです(笑い)。
ですので、皆さんも、ぜひまた元気な顔をアジサイに見せに来てください。

2021年6月30日

NHK大阪の「ニュースほっと関西」

皆さん、住職がチラッと出演したNHK大阪の「ニュースほっと関西」はご覧になられましたか(笑い)?
実は、6月の最終日のこと、久安寺のあじさいうかべの様子をテレビ局が取材に来たんです。アジサイを具足池へと運ぶところから、そっと水面に浮かべていくまでの様子をカメラの前で披露しました。
具足池のアジサイは、毎朝3分の1ずつを入れ換えながら、それを最終日まで続けていくのですが、浮かべ始めが少量だったのと逆に、今度は浮かべ納めに向かうにつれて、アジサイの数が増えていきますよ。
このアジサイたちは、会いに来てくれたお一人お一人に何かを感じてもらうことで、無事に役目を終え、そして枯れていきます。

また、参道に咲くアジサイの中には、幸運をもたらすハート形のアジサイが、毎年どこかに一つは咲いてくれているので、ぜひ見つけてあげてください。
「今年は、受付から入った北10メートルの辺りにありましたよ」と、こっそり。
そして、久安寺は花の寺なので、アジサイのほかにも沙羅、睡蓮、菩提樹、ホタルブクロがかわいい花を咲かせています。6月の見どころとして、とってもおすすめです。

最後に、関西花の寺霊場巡礼の団体さまをはじめ、お越しいただいた皆さん、ゆずりあう心を持ってあじさいうかべを楽しんでいただきありがとうございました。7月もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年6月15日

あじさいうかべ

一日一日、久安寺のアジサイが5分咲きから7分咲きへ、そして8分咲きから満開になり、6月半ばには具足池いっぱいのあじさいうかべになりました。ここに至るまでは、天候が晴天過ぎて「雨が欲しくてたまらないよ」なんて、勝手にあじさいの声を代弁してみたくなったり(笑い)、雨が降ったかと思えば、今度は雷プラス豪雨だったりで、夜中にすごかったですよね。

あじさいうかべは、皆さん、本当にとても楽しみに待っていてくれているようで、土日には臨時駐車場もいっぱいでしたね。「密を避けて、ゆずりあう気持ちを持って」。誰もが楽しむために、皆さんの協力と優しさに感謝です。

さて、前に柏葉紫陽花を上げたことがありましたが、ひとえにアジサイと言ってもいろいろな品種があるんですよね。一般的によく見かけるのは西洋アジサイとか、ガクアジサイでしょうか。久安寺にも咲きますが、ほかには、渦紫陽花(別名:お多福紫陽花)や墨田の花火(七段花)だったりと。
そんなアジサイの上で、とある日にカタツムリが、まったりと休憩されているところを発見。アジサイとカタツムリというと、アジサイの葉には毒があるからカタツムリは乗るわけがない!とか、いいや、乗っているよ!なんて意見が二極化するとか?
うーん。久安寺のカタツムリの場合、花の上に乗っていたわけで。これは一体どっちに一票を投じるべきなのだろうか?...なんて(笑い)。

2021年6月10日

アジサイの開花

6月上旬は、久安寺定例の写仏の会、写経の会がありました。ご参加いただいた皆さん、感謝です。真言禅の会は中止でしたが、次の開催時には、ぜひご参加お待ちしています。
また、アジサイの開花が進み始め、今年のあじさいうかべは10日からのスタートでした。最初は、まだ全体的な咲き具合が5分咲きだったりで、どうしても浮かべる数は少ないですね。それでも、具足池にアジサイがちょこんと浮かんでいれば、「ああ、美しいな」と心を持っていかれました。

アジサイの花が開き切り、見頃を迎えた頃に摘み取り、水に浮かべる「あじさいうかべ」。奇麗なだけじゃなく、涼しさも感じ、最早、初夏の風物詩でしょうか。
夏に食べる水ようかん、水まんじゅう、そこにあじさいうかべも...「水あじさい」として夏の3種に加えてみたり(笑い)。

そして、この時期はアジサイ以外にも夏椿が魅力的でおすすめです。地蔵堂、仏塔付近に咲く3本の夏椿(別名:沙羅)。一つひとつは、咲きはじめから咲き終わりまで、たった1日なので、一日花と呼ばれています。散るときには、椿のように花首からぽとりとそのままの形で落ちていく...。
たった1日の命でも、懸命に咲いて、そして終えていく姿は、美しくも儚いですよね。

2021年6月 4日

先陣を切ってくれたのが柏葉紫陽花


6月と言えば、いよいよアジサイの季節ですが、初旬は、アジサイの見頃が「今か、今か」と待ち遠しいときでした。そんな中で、先陣を切ってくれたのが柏葉紫陽花です。よく見かけるアジサイとはちょっと違い、柏の葉っぱみたいな形に咲くのが名前の由来とか。
私としては、柏の葉よりも、春に咲くあの花と似ているような...と感じたり。花を摘んで振ったのなら、今にも「しゃららん」と聞こえてきそうな、まるで神楽鈴を連想させる「ムスカリ」を大きくしたような、そんな感じに思えましたね。色は白と青紫で違うのですが。

また、初旬の久安寺は、境内に君が代蘭・金糸梅(キンシバイ)・蕺(ドクダミ)・山萩(ヤマハギ)が奇麗で、楼門付近では花菖蒲が可憐で、地蔵堂付近には沙羅が咲き始める。そんな花模様でした。
花を見ていると、ついつい何かを連想してしまう癖があり(笑い)、蕺の花を眺めていると、どことなく山法師と似ているような...なんて思ってしまいましたね。白い花の真ん中から、ぽっこりとしている辺りが似ていません?
ちなみに、蕺の花言葉は「野生」とか。生命力がとても強く、ちょっとやそっとじゃへこたれず、すくすくと成長するという、何とも逞しい性格の持ち主ですね。ぜひ見習いたい!

2021年5月30日

胎蔵曼荼羅の相をもつ霊園

5月下旬のこと、今年もモリアオガエルの卵塊が産み付けられているのを発見!すべて池の上です。モリアオガエルは大阪府の準絶滅危惧種に指定されているので、うまく孵ってほしいですね。ちなみに、雌が泡の中に産卵し、雄が集まってきて受精。約10日後に孵化し、オタマジャクシの子が雨を待ち、泡とともに池に落下するという生態です。
そして、この頃2回目の具足池掃除も行ったのですが、大師の岩の下からも生命との遭遇が。ドンコとカニの子供たちを見つけました。大師さまと一緒に過ごし、どんな話をしていたのでしょうか?
何はともあれ、久安寺が植物だけでなく生き物たちにとって過ごしやすい場所になっていたのならうれしいですね。
これからの時期は、紫陽花やハスが咲くのが楽しみですが、その前にはサツキや睡蓮やブラシノキが見頃を迎えます。胎蔵曼荼羅の相をもつ霊園に浮かびあがるように咲くサツキ、ハスを出迎えるように朱雀池にて先に待つ睡蓮、「儚い恋」という花言葉を持ったブラシノキ。
当山には入れ替わりながら、重なりながらさまざまな花が咲いて皆さまをお待ちしております。
今年も早くも折り返し地点まで来ました。そろそろ疲れがどっと出る頃でしょうか。心を頑張らせすぎず、時には休息を取りに、いつでも久安寺まで癒されに来てください。