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久安寺ブログ

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2020年11月13日

紅葉見物

「色づきは、まだ50%ぐらいかな」と思っていた久安寺のもみじも、11月半ばに近づいていくにつれて、青もみじから赤もみじまでのグラデーションが、より綺麗になっていきました。秋の彩りは、毎日目で追っていても飽きないものですね。イチョウも黄色というのか、金色というのか、秋の木々には「煌(きら)びやか」という表現が似合っている気がします。凛としていて、本当に美しくて......。

毎年、この景色を楽しみにしてくれている皆さんがカメラを持って紅葉見物に来てくれます。
国指定重要文化財の室町初期建立の楼門そばに立つイチョウや、開運の鐘のある鐘堂から見た景色がおすすめです。開運の鐘は、ご自由にお撞きいただいていいんですよ?鐘をついた自分だけでなく、その音を聞いた人にも幸せが舞い込むものと思って、ぜひ、幸せのおすそ分けを鳴らしてみてくださいね。

このような時世ですが、秋晴れとともに七五三や祝・成人の撮影・祈願を行えたこと、そして皆さんの笑顔を見られたことが何よりの幸せでした。

2020年11月 9日

秋にも楽しめる桜

桜が咲く季節と言えば春ですが、秋にも楽しめる桜があることはご存知でしょうか。
久安寺にも11月に会える桜があり、仏塔前にぽわぽわと、あまり花の数は多くないのですが、2本のジュウガツザクラがかわいい花をつけてくれるんです。
月例行事の真言禅の会や文化財の特別公開日辺りは見頃だったかなと思いますが、皆さん、ご覧いただけましたか?

また、この時期は古くからの言葉では七十二候の三茶始開(つばきはなひらく)と表すのですが、その対象に当たる山茶花(さざんか)は、今年は7日頃に咲きました。
「あれ、椿と言っているのに、何で山茶花が?」と思わるかもしれませんが、実は山茶花もツバキ科の花なのですね。見た目もよく似ているのですが、椿は花のまま、ぽとんと落ちるのに対して、山茶花はひらひらと花びらが散っていく違いがありますよ。

花言葉は、色によって赤(謙譲)、白(愛嬌)だったり、久安寺のピンクは永遠の愛だったりと様々あるのですが、共通のものとして「厳しさをともに乗り越える」というような言葉もあります。何だか「これから先は冬が来て寒くなるけれど、私と一緒に耐えましょうね」という励ましにも感じたり?
山茶花は冬の間も咲いているので、ぜひ元気をもらってくださいね。

そして、月初めの真言禅の会をはじめ、初旬の月例行事や毎年恒例の文化財の特別公開にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

2020年11月 1日

11月の予定


仏塔前にジュウガツザクラが2本、花の数は少なく地味ですが、咲いています。
花が少ないこの時期、嬉しいものです。

ジュウガツザクラ
十月桜
October cherry blossoms

* バラ目バラ科サクラ属
* 開花時期:4月上旬、10月〜2月
* 原産 自然交雑種の園芸品種
* 狂い咲きではない状態で、年に2度開花する。
* 豆桜(マメザクラ)と小彼岸桜(コヒガンザクラ)との交配
* ジュウガツザクラは八重咲き
* 注.シキザクラは一重咲き(豆桜と江戸彼岸との交配)
* 花言葉:神秘的な心

2020年10月26日

狸の信楽焼

11月が目の前までくると、もうすっかりと秋ですね。久安寺の参道のセンリョウの実がぼちぼちと色づいてきました。花自体は夏に咲きますが、果実は今から2月辺りまで生りますよ。利益・富・財産・裕福といった花言葉から、縁起物としてお正月に飾られることが多いです。
同じく参道・本坊には、まさに秋の花は私だ!とでも言わんばかりの「シュウメイギク」も咲きました。漢字で書くと「秋、明、菊」。濃い目のピンク色をした花びらなのですが、秋に明るい花を開かせる菊だなんて、日本のようにはっきりと春夏「秋」冬のある国ならではのネーミングだなと感じてしまいますね。
また、久安寺のシュウメイギク付近には狸の信楽焼の姿も。
狸の信楽焼は、可愛いだけでなく、頭に被っている傘には厄・難を寄せつけない、ひょうたん型の徳利には人徳を身につけるなどを合わせて8つの縁起を持っているんです。
つまりは「たぬきがみ様」のような存在とも呼べるのでしょうか?なんて。
ほかにも、「たぬき」の語呂から「他(た)の人を抜いた力を発揮できる」のような願掛けとしても親しまれている存在ですよ。
そして、今月も月例行事の最後として、不動護摩祈祷をさせていただきました。
皆さんの護摩木に記したお願い事がきっと叶いますように。

2020年10月20日

ホトトギスの花

たびたび久安寺にふわりと飛んでくるアオサギさん。今月もやって来ていました。毎年、7月にアジサイを浮かべる具足池は皆さんにも人気なスポットですが、アオサギにとっても、具足池はお気に入りなようです。水面の真ん中にある岩の上には小さな太師像がありますが、その傍に1羽のアオサギが凛と立っていましたよ。まるで、弘法太師さまから何かの指令のために呼ばれたかのような・・・。いったい弘法太師さまとどんなお話をされていたのでしょうね。
さて、10月の下旬に差しかかった頃のとある日のことですが、朝日に照らされてるホトトギスの花が美しくて感銘を受けました。
ホトトギスと言えば、久安寺と縁のある豊臣秀吉公が「鳴かぬなら 泣かせてみせよう ホトトギス」と詠んだ鳥の一句が有名ですが、この花の由来も、そのホトトギスからきているんですって。
ホトトギスの胸、おなかの辺りの模様が「まだら(斑点)」のように見えるのですが、ホトトギスの花も同じような模様をしているので、そこから付けられた名前だとか。
花言葉は「永遠にあなたのもの。 秘めた意思」。8月から11月まで楽しめる花なので、ぜひ、そんなロマンチックな心を持つ花に会いに来てみてくださいね。

2020年10月15日

七五三詣り

「花少なし季節」、冬が近づいていくほど段々と花の数も少なくなっていきますが、まだまたアベリアだったりキンモクセイだったり、10月の半ばになっても、久安寺を明るく照らしてくる花たちがいます。
アベリアは薄いピンク色をしていて、キンモクセイは黄色く小さな花を咲かせます。どちらも可愛い花ですが、アベリアは癒し系とでもいうのでしょうか、「ずっと見ていられるな」と、そんなふうに思わせてくれますね。キンモクセイは、どことなくスズランとも似ているような?
肌寒い季節になると、つい気持ちまで下がってしまうこともありますが、そんなときに明るい色が目に入るだけで、一瞬で心に明かりが差すような気がします。なので、花のエネルギーってすごいなと思いますし、感謝です。
さて、ちょうど半ばには月例行事の文化財公開日がありましたが、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。行事に参加してくださった方々からは、よく「腰掛石はどこにありますか?」とおたずねされることも多いのですが、豊臣秀吉公がおすわりになったと伝わるその場所は「鐘つき堂」のとなりにございます。
ぜひ、おすわりになってみてくださいね。
また、久安寺では、お子さまの健やかな成長を本尊千手観音さまに祈願する「七五三詣り」の申し込みを受け付けておりました。千歳飴・御守・絵馬を授与していますので、ご希望日時がありましたら気軽にお問い合わせください(奉納料は5,000円です)。

2020年10月 2日

具足池前に咲くヤマハギ

夏から秋にかけて咲き、秋の七草の一つとして知られるヤマハギを眺めながら「9月も、もう終わりか」、なんてそんなことを思いながら訪れた10月のはじまり。
久安寺の具足池前に咲くヤマハギですが、その花言葉は「思案」。今年も大分終わりに近づいてきたからか、ヤマハギに誘われて、何だか物思いにふけってしまったのでしょうか。
また、久安寺の裏庭には、今から20年前ぐらいでしょうか、先代が植えたバナナの木があるのですが、それを眺めていると「風格」という言葉を持つだけのことがあり、大きな葉っぱを立派につけている姿からは、頼もしさや逞しさを感じるばかりでした。
ちなみに、バナナの木は、たくさんの黄色い実を房でつけることから縁起がいいと言われたりもしますよ。
さて、10月の初旬には真言禅の会、写経の会、写仏の会と3つの月例行事がありました。
ご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました。8日に行った真言禅の会では定例のもののほか、ご予約をいただいたグループでの会もあり、お久しぶりの面々とのうれしい時間も過ごさせていただきましたね。
定例の日は予約不要ですが、修行体験などのグループでの予約は2人以上から随時受け付けているので、ぜひ気軽にお問い合わせください。ご都合の良い日時で検討させていただきます。

2020年10月 1日

10月の予定

ヤマハギが少々咲いています。
明日で9月も終わりですもんね、もう。

10月の月例行事
4日 真言禅の会
8日 写経の会
10日 写仏の会
15日 文化財公開
28日 不動護摩祈祷

2020年9月25日

家族の一員だったね。ありがとう

9月下旬、21日は弘法大師空海おだいしさまの報恩日として、当山の御影堂にて、お大師さまにご法楽をあげました。また同日には彼岸御影供、翌日には彼岸法要もおこないました。縁日とは、仏さまとの縁がある日。法楽とは、仏さまの修行の話や悟りをもって楽しむことです。おしゃかさまの涅槃物の前で、ブッダの紙芝居を披露したのですが、楽しんでいただけたでしょうか?
また、どのときも顔触れが異なり、多くの方々にご参拝いただいたようでした。感謝です。

さて、そのまた翌日は愛犬供養がございました。当山では愛犬納骨塔にて、お盆と春と秋の彼岸を合わせた年3回、塔婆供養をさせていただいております。
「家族の一員だったね。ありがとう」。そんな皆さんのお声とともに。

28日には不動明王の縁日でしたが、その頃からやっと、秋晴れの中にヒガンバナの姿が少しずつ映えてきましたね。月例の不動護摩祈祷として、皆さんが「護摩木」に記したお願い事がきちんと届くようにと、念を込めさせていただきました。
きっと、境内に咲く「幸せの再来」の言霊をもつスイフヨウや、「情熱」の言霊を持つヒガンバナからのエネルギーも上乗せをされているはずです。

2020年9月21日

実はレアなヒガンバナ

9月の半ばは、お彼岸に当たるときでした。お彼岸というと、春と秋に7日間ずつありますが、その期間は、私たちが暮らす此岸(しがん)と、仏さまや先祖の皆さまが暮らす彼岸(ひがん)が近くなると言われています。なので、そのときに供養をすることで、思いや願いがきちんと届くのだと考えられているんです。

秋の彼岸にはヒガンバナが咲く頃なのですが、今年は開花が遅めでしたね。
以前は、ヒガンバナは「お墓に咲いている。少し不気味な花」というイメージを持たられていることもあったのかなと思いますが、最近では「神秘的な花。うつくしい花」として、写真に収めたり、咲くのを楽しみに待っている人が多いように感じます。「咲いていますか?」というお問い合わせもいただくほどですから。

そもそも、ヒガンバナがお墓の近くに咲くのには、土を荒らす生きものたちにとって天敵のヒガンバナが、お墓を守ってくれるという由来があります。なので、怖い花というよりは「護り花(マモリバナ)」というのか、守護の花のように感じたり。

また、ヒガンバナというと一般的には赤いものが多いですが、久安寺には白い品種のほうが多く咲くでしょうか?白は赤よりも繁殖力が弱めとのことで、実はレアな存在だったりもするそうです。